やはり東京という大都会は、飲食店の層の厚さは凄いですね。
フランス料理やイタリア料理はもちろんのこと、日本料理も当然、その他のジャンルでも凄いお店がひしめき合っています。
地方でもそのようなお店はあることはあるのですが、すべてのジャンルで揃っているわけではありません。
今日はラーメン店の紹介なのですが、私は東京に来てまでラーメン店に入ることは少ないのですが、時間が無かったりするとお昼時にいたその場所で入ったりします。
ひと昔前まではラーメン店といえば、男性中心の客層で、狭いカウンター席中心の、どちらかといえばそれほどきれいではないお店のイメージがありました。
しかし10年ほど前からSNSで飲食店が写真入りでアップされる時代が来たことも影響していると思うのですが、きれいでラーメン自体もビジュアル的に意識しているところが徐々に出てきています。
結果的に近頃は、女性ひとりでも入りやすいラーメン店が増えてきたのではないでしょうか?
さて、今日紹介します神田三崎町にある人気のラーメン店「中華そば 勝本」は、素材にこだわり丁寧な仕込みで作られる澄んだ味のラーメンで人気のお店です。

ランチ時はいつも行列が出来るお店としても知られています。
先ほども書きましたが、お店の内装や雰囲気、サービスなど、女性一人でも入りやすいお店だと思います。
私が行った日は東京に大雨が降っている日だったのですが、11時半ごろでしたが、お店の外には数名の順番待ちが出来ていました。
お店の中で待つ人数は限られているようで、店員の方が呼ぶまでは外で待つことになります。

店内に入って食券機で食券を買います。お店はテーブル席がなく、カウンテー席と壁に面した同じカウンター席のみでした。そして数分待つこと、席が空いてから案内されます。
メニューはこんな感じ。
カウンターには「薬味の楽しみ方」なんてのが置かれていたりして、味へのこだわりを感じさせてくれます。
私は今回、「味玉塩そば(850円)」を頼んでみました。本来であれば初めて訪れたところでは、お店の一番ベーシックなメニューを頼むようにしているのですが、前日飲み放題で飲み過ぎたためにさっぱりとした味が欲しかったから塩味にしたわけです。
重要な塩はフランス産の「ゲランド」と「ヨロン島の塩 じねん」をブレンドして使っています。
出汁は鶏・豚・イリコとアサリというなかなか凝った組み合わせです。
見た目も味も透き通ったクリアな味のスープで、かつ深みを感じさせてくれる味に仕上がっています。とても美味しいです。五臓六腑に染みわたるような感じで、飲み過ぎの胃にも優しい味でした。
最近、歳と共に塩分とカロリーのことが気になって、ラーメン店に行ってもスープをあまり飲まないのですが、この日はほとんど飲んでしまいました。
麺は「浅草開花楼」謹製。東京で中華麺の製麺所といえば、まず名前が挙がるところ。有名どころのラーメン店がよく使っている製麺所ですね。
この麺も特徴があって噛めば噛むほど、スープと混ぜ合わさったうま味が出てくるものでした。
具はメンマ・チャーシュー・小松菜・海苔で、メンマやチャーシュー、そして味玉まで塩で味付けがされているこだわりです。
青柚おろしまで散りばめられているようです。
メンマはこんな長いサイズでした。味玉は割るととろ~りと黄身が流れ出ました。ちなみに卵は青森の「津軽じょっぱり」というブランド卵を使用していました。
いや参りました。この値段でこのクオリティと味の良さ。さすがに違います。
こちらは一緒に行った人が食べた煮干し醤油スープの「中華そば(730円)」。こちらがお店のベーシックな一品ですね。同じく素材からこだわりの一杯です。
ここは再訪したいラーメン店です。ご馳走様でした。
中華そば 勝本
東京都千代田区神田三崎町2-15-5
TEL 050-5589-5951
月~土11:00~22:30
※スープが無くなり次第、営業終了
コメント