高橋邦弘さんという蕎麦打ちの名人がいらっしゃいます。
大分の杵築に「達磨」という蕎麦のお店を営む傍ら、蕎麦のお弟子さんの育成のために全国各地をまわっているかたです。
大分の前は広島にお店があって、私も前に広島で、その高橋名人の元で腕を磨いた方のお店に行ったことがあります。
今日紹介します「蕎麦にしざわ」のご主人は、高橋名人の一番弟子だったかたのお店「安曇野 翁」で修業。いまは翁達磨グループの一員として名前を連ねているということでした。
今回、長野に行った時にランチを食べに行ってきました。
人気のお店だとわかっていたので、早めの時間にお店まで向かいます。
何となくいいおそば屋さんの雰囲気が外観からも伺えます。
今年の6月で15周年を迎えられています。
店内に入ると、ゆったりとスペースが取られていて、席が配置されています。落ち着いて食事が出来そうです。
奥には蕎麦を打つ部屋と、その上には翁達磨グループのお店が紹介された所在地地図が掲げられていました。
もちろん国産の玄蕎麦を自家製粉した手打ちですね。
お品書きは比較的シンプルな構成でした。
甘皮まで引き込んで作る田舎そばがありましたが平日はやっていないようです。
私が頼んだのはこちらに書かれていた「冷やかけそば(税込1,100円)」。
夏季限定で、郷土野菜の丸ナスの素揚げをのせた、冷たいかけ汁の蕎麦でした。丸なすといえば小布施の丸なすが有名ですが、産地は分かりません。

のど越しのいい蕎麦が、キ~ンと冷えた汁によって、より滑らかに感じました。

ミョウガもたっぷり入っていて、他に山菜と大根おろしが少し添えられていました。
一緒に行った人は、一人は「鴨ざる(税込1,350円)」。
鴨は国産の合鴨肉を使用して、ネギとの相性がよかったみたいです。
蕎麦はあら塩で食べる選択肢もあります。
もう一人は「かき玉そば(税込950円)」。暑い夏にあんかけの蕎麦でした。^^;
最後にはそば湯が出されます。
早い時間なので、サラッとしたそば湯だと思いましたが、意外ととろみもあってとても美味しいそば湯でしたね。最近飲んだ中では一番かな?
いや、さすがに信州そばの本場で人気なお店だけあります。美味しかったです。ご馳走様でした。
蕎麦にしざわ
長野県長野市高田1943
TEL 026-263-2433
11:00~16:00
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