お旅まつりの時に駅前のイベントや商店街などをぶらぶらしていて、のどが渇いたのでお茶することにしました。

入ったのは飴屋通りにある「ティールーム 泉」。
ティールーム 泉

知る人ぞ知る小松の老舗の純喫茶です。いまや純喫茶という呼称も天然記念物的な響きがあります。

もしかしたら学生時代に入ったことがあるかもしれませんが記憶にありません。

何と趣のあるお店なのでしょう!看板から店内の細部に至るまでこだわりが感じられます。オープン当時は最先端の喫茶店だったでしょう?

お店の名前の「泉」の字もデザインされています。いいデザインですね。
ティールーム 泉 (3)

店内に入ると、「珠玉と石の文化」として日本遺産に登録された小松の石材をお店の至るところにふんだんに使っていたり、いぶし銀のようにデザインされた木材の仕上げ。
ティールーム 泉 (12)

国宝級のレジスター。(笑い)
ティールーム 泉 (8)

メニューまで年代物です。^^;

創業53年経過しています。飴屋通りの商店街のアーケードも多分そのぐらいの時間が経っているでしょう?

まぁ、そろそろ、というかだいぶ前からでしょうが、このアーケードをどうするか?といった問題があると思いますね。

そんなことはさておき、「ティールーム 泉」は、おいくつくらいでしょう?だいぶ相当ご年配の女性の方一人で切り盛りされています。
ティールーム 泉 (7)

喫茶店を始めて53年になるそうです。20年前までは今は亡き旦那さまと一緒にやられていたようです。先月、平成から令和に変わったばかりですが、こちらのお店はいまも昭和の時間が流れている感じです。

奥さまに伺うと、旦那さんは趣味の絵画に没頭?されていたようで、用事があって留守番頼んだ時しかお店に居なかった!と笑っておられました。
ティールーム 泉 (6)

その旦那さんの描かれた絵が店内に飾られていました。

ここで一つご注意を!奥さま、お耳がだいぶ遠いようなので大きな声で話しかけたほうがいいです。

先ほどのメニュー、いつから価格改定されていないのでしょうか?コーヒーが1杯350円です。
ティールーム 泉 (9)

妻はそのコーヒーを。
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私はアイスコーヒー(400円)をお願いしました。
ティールーム 泉 (4)

中庭に面した日当たりのいい席に座り飲みます。緑を眺めながらゆっくりと飲みます。時間が止まったような感覚です。

いつまでお店を続けられるかわかりませんが、今後ともお元気で美味しいコーヒーを淹れていただけることを願っております。ご馳走様でした。

ティールーム 泉
石川県小松市飴屋町20
8:00~17:00
不定休


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