大阪は「食い倒れの街」と呼ばれるほど、食に関しては他のエリアより厳しい評価基準があるかもしれません。
「美味い、早い、安い」。よく「三拍子揃った」といわれますが、「美味い」はたぶん全国的にも一番重要でしょうが、大阪では「安い」も「美味い」と同じくらい重要な要素となっているからです。
それは梅田とか難波とかの土地代の高い場所でも同じで、「美味くて安い」ことが繁盛店の大きなポイントになっていると思います。
さて、阪神百貨店の地下2階にあるスナックパーク。昨年6月にリニューアルオープンしたいわゆるフードコートで、リニューアル以来多くの人で賑わっていて、立ち飲みの聖地に進化した感があります。
阪神百貨店スナックパークについては、私のブログで「焼きスパ&ワイン ROMA-KEN(ローマ軒)」について紹介したことがあります。
今回も帰りに立ち寄りましたので、2軒のお店について紹介したいと思います。
まずは、「立ち喰い魚 ふじ屋」。こちらは前の阪神百貨店旧スナックパークのときにはなかったお店で、昨年リニューアルオープンした時に新顔として加わっています。
阿倍野のルシアスビルにある「スタンドふじ 本店」の姉妹店として「魚屋40年の目利きの旬魚で30分魚チャージの店」をウリにして営業しています。
ちなみに同じルシアスビルにある、同じく姉妹店の「スタンド富(とみ)」へは、こちらに来る前日のランチにお邪魔しました。^^;
こちらのセットはハイボールと刺身三種盛り、そして大根と玉子のおでんが付いて1,000円!
安いです!魚屋さん直営は伊達ではありません。
そして刺身の新鮮さは北陸の飲食店にも負けていない気がしました。
さすが「美味い、早い、安い」の3拍子揃ったお店だけのことはありますね。ご馳走様でした。
立ち喰い魚 ふじ屋
大阪府大阪市北区梅田1-13-13
阪神梅田本店B1Fスナックパーク
TEL 06-6345-0356
10:00~22:00
無休
お次は「元祖ちょぼ焼き本舗」です。こちらは旧のスナックパークのときからあったお店です。
ちょぼ焼きとは、今のたこ焼きの原型となった食べ物で、上下2段になった箱型のカンテキと呼ばれる七輪で焼いたいわゆる粉物です。
大正から昭和前半の時代に、子供のおやつとして人気だったようです。
実は私はちょぼ焼きを食べるのは今回が初めてでした。^^;
今回はついでといっては何ですが、食べてみることにしました。
小さめのハイボールと、たこ焼き4個、そしてちょぼ焼きが付いた「阪神セット(700円)」という名のセットを頼みました。
ちょぼ焼きの名の由来になった凹凸が付いた、ワッフルのようなビジュアルです。
生地の中にはこんにゃく、ねぎ、紅ショウガが入っていて、意外に出汁のきいた味です。美味しいです。
これはハイボールに合いますね!?
たこ焼きは外はカリッと、中はジューシーでした。
700円で満足度高かったです。さすが「食い倒れの街」大阪。ご馳走様でした。
元祖ちょぼ焼き本舗
大阪府大阪市北区梅田1-13-13
阪神梅田本店B1Fスナックパーク
TEL 06-6345-1201
10:00~22:00
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