羽咋市といえばまちおこしに頑張っているところというイメージを持っています。

たとえば、ローマ法王に献上したことで知られる神子原米や、すっかり有名になったUFOの町として知られていますね。

今日紹介します「神音カフェ(かのんかふぇ)」は、その神子原の隣町にあるカフェで、まぁ、ナビがなければたどり着けないような中山間地にお店はあります。

お店の名前の「神音カフェ」とは、自然と隣り合わせた神々の音が聞こえる里という意味を込めて名付けられています。
神音カフェ

入口はこんな感じ。
神音カフェ (3)

中に入るとコーヒーのいい香りがします。
神音カフェ (4)

築70年以上の古民家を、ほとんどそのまま活用されています。
神音カフェ (9)

囲炉裏のある部屋もそのままです。
神音カフェ (5)

昨今、大幅にリノベーションをしているところも多いですが、この古民家の雰囲気をあえて残していて、今までにないお店かもしれません。

オーナーの武藤一樹さんは岐阜県出身。某レコード店のバイヤーや金沢のコーヒー豆専門店を経て、石川県内で独立するにあたって色々あたったようです。

コーヒーマイスターやジュニア・ベジタブル&フルーツマイスター(野菜ソムリエ)の資格をお持ちです。

2年前にTBS系日曜劇場「ナポレオンの村」というドラマ(主演唐沢寿明さん)のモデルとなった「ローマ法王に米を食べさせた男」の著者でもある羽咋市のスーパー公務員だった、高野誠鮮さんとのご縁もあって、この地にお店を出すことに。

ちなみに奥さまは輪島のかただそうです。
神音カフェ (11)

自家焙煎もこの建屋中でやっていて、お店には4種類ほど置いていあました。
神音カフェ (10)

昨年オープンした「いい道の駅のと千里浜」にも商品を売っていたり、石川県内20店舗ほどでこちらのコーヒーを飲むことが出来ます。ちなみに「いい道の駅のと千里浜」では、オリジナルの千里浜ブレンドを飲むことが出来ますよ!

「神音カフェ」のコーヒーは、小松では、私のブログで2度ほど紹介したことがある「CAFE CERCLE(カフェ セルクル)」で飲むことが出来ます。

さて、メニューの写真を撮り忘れましたが、ランチのカレーがウリのようですが、今回は残念ながらランチを食べての訪問だったので、次回の宿題です。

自家焙煎コーヒーがもちろん一番なので、我々は一番深煎りタイプの「御稜山ブレンド(360円)」にしました。
神音カフェ (16)

深煎りですが、ほど良い苦みで香りも華やか。コクもあって美味しく飲みました。
神音カフェ (14)

デザートとして「そばの実のチーズケーキ(400円)」もあわせて頼みました。

帰りにコーヒー豆を「かのんブレンド(100g460円)」と「御陵山ブレンド(100g490円)」の2種類買い求めました。
神音カフェ (21)

「かのんブレンド」のほうは、まろやかでほどよいコク、爽やかな香りですっきりとしたあと口のコーヒーです。

山の中のカフェ。立地条件は悪いですが、それがかえって美味しいコーヒーを飲むには最高の環境かもしれません。また訪れたくなるカフェでした。ご馳走様でした。

神音カフェ(かのんかふぇ)
神音カフェ
石川県羽咋市菅池町カ54
TEL 0767-26-1128
11:30~17:30
火曜・日曜休


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