サッポロビールは北海道のビールとして認識されていると思います。
今回、もうすぐ定年退職される仲間の希望で、仕事を終えて「サッポロビール博物館」に駆けつけました。
2016年に、サッポロビールの前身である「開拓使麦酒醸造所」が1876年開業してから140周年を記念して新装オープンした新しいビール博物館です。
日本で、ビールの博物館と銘打っているのは、こちらだけだということです。
最初はブラブラと見学して、適当に博物館直営店でビールでも一杯飲むつもりで行ったのですが、ダメ元で聞いたらプレミアムツアーに空きがあるということで、最終回に滑り込みセーフ。ラッキーでした。
プレミアムツアーは有料ということもあってかもしれません。過去、ビール工場の見学ツアーには何度も参加しましたが、有料だったのは初めてではないかと思います。(博物館の見学は無料です)
なのでガラガラで当日でもok!5名のみの参加でビールの歴史を学びました。
まずはこちらの場所でツアーまで少し待ちます。
その後、6Kとか言っていましたが3大のプロジェクターで写すフルハイビジョンワイドシアター。サッポロビールの創業時点からと日本におけるビール醸造の歴史を学びます。
その後、ブランドコミュニケーターの女性の案内で館内を見学します。
3階から2階に下るときに見える大きな煮沸釜。明治からつい最近まで使っていたそうです。一人で飲むと200年かかる量だとか話してくれました。
そして「サッポロ ギャラリー」を見学。全部ではなくてダイジェスト版でした。
国産ビール。最初のころは今の値段で1本5000円也!明治天皇は1ダース所望したそうです。お酒が好きだったのですね。
そして1階に下り、お楽しみの試飲です。
このプレミアムツアーのもう一つの目玉は、プレミアムツアー参加者しか味わえない創業当時の味を復元した「復刻札幌製麦酒」を試飲できることです。500円の中に含まれます。明治9年の文献を参考に原料を配合して、明治14年当時の醸造方法をより忠実に再現し復活させたビールなのだそうですが、お聞きすると市販する計画はないそうです。
もう一杯はおなじみの黒ラベル。飲み比べですね。おつまみも一袋付いていました。
「復刻札幌製麦酒」はホップを多く使っているので苦みは強いのですが、思っていたよりクセが少なく、飲みやすいビールでした。
その次にブランドコミュニケーターの女性が缶ビールの正しい注ぎ方を教えてくれます。
これは東京のエビスビールの工場でもやっていましたし、他のビール工場でもやっていたと思います。
確かに上手です。注ぎ終わって飲みたい人にくれるのですが、誰も手をあげなかったので私が飲み干しました。ラッキー!
グッズ売り場もあり、レストランでは色々なビールやおつまみも楽しむことが出来ます。ここだけでも立派な観光スポットですね。
サッポロビール博物館
北海道札幌市東区北7条東9丁目1-1
TEL 11-748-1876
開館時間
11:00~20:00
プレミアムツアー受付時間10:00~17:30
スターホール11:00~19:00(L.O.18:30)
月曜休館・年末年始(祝日の場合は翌日、見学のみ可)
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