札幌駅にほど近い、アスティ45ビルという大きなビルの地下にある飲食店街にあります。
平日は、アスティ45ビルの地下にある飲食店街は、それほど混雑しているお店はありませんでしたが、「海鮮酒蔵 二三一」だけは我々が到着した18:30頃にはすでに満席でした。人気なのですね。
店名の「二三一(フミイチ)」とは、石狩地方と留萌地方とを結ぶ北海道中西部の動脈、国道231号が由来です。
日本有数のエビ産地として知られる北海道増毛町。そこにある増毛漁港直送の鮮魚と日本最北の酒蔵「国稀酒造」の地酒がウリのお店なのです。ちなみに増毛は映画「駅 STATION」の舞台としても知られています。
さて、その増毛はエビかご漁が盛んで3月~11月末まで色々なエビが獲れます。そこで採れた新鮮なエビを国道231号を通って直送されるというわけです。
今回、だいぶ前に予約を入れると、個室があるということでそちらにしました。
まずは生ビールは琥珀ヱビスで乾杯。
お通しは数の子。増毛はニシン漁も有名なようで、こちらのお店では数の子もウリの一品です。
最近は数の子なんて、家ではお正月にしか食べることがなくなってきましたね。
あともう一つのお店のウリ「甘エビマス盛り」をさっそくオーダーします。エビが5合マスからこぼれているというのがウリですが、全部で14~15尾くらい?ご覧の通り下にはだいぶ小売りが弾きつめられています。^^;
いちいち殻をむきながら食べるのが少々めんどくさいですが、980円でこれだけの量はやっぱりお店のウリなだけはありますね。もっとも個人的には石川県でいつも食べている甘えびのほうが甘くておいしいと思いました。
生ガキは厚岸と寿都産の食べ比べです。2つで900円。期間限定だったので、そろそろ生はシーズン終わりでしょうか?
寿都産のほうが見も厚くておいしかったです。
日本酒の肴にピッタリな「珍味五点盛り」。
上の段の左は「ニシン切り込み」。右は「甘えびの塩辛」。下段左から「松前漬け」「イカの塩辛」「おくら数の子」。
「ニシン切り込み」の「切り込み」とは、生魚を包丁で切り刻んで発酵させた東北や北海道の郷土料理のことです。
「たこの柔らか煮(480円)」は名の通り軟らかく煮られたタコが美味しいです。
「真ホッケの開き(1,280円)」。本州で開きで流通しているのはシマホッケが多く、北海道に来たならば真ホッケを食べたいということでお願いしました。
お値段も少し高めですが、身がホクホクで美味しかったです。
あと写真を撮り忘れましたがシーザーサラダも頼んでいます。
お酒のほうは、生の後、日本最北の酒蔵「国稀酒造」の地酒に移ります。
まず最初の一杯は「佳撰」が100円ということでそれを。軽めの口当たりでした。
その後、純米酒の飲み比べです。
「暑寒しずく」「吟風国稀」「特別純米」の3種各80mlで900円でした。
こちらは北海道の紫蘇焼酎「鍛高譚」のロック。私も夏の間はこの焼酎を家では飲んでいます。
一緒に行った人は「北海鬼ころし」も頼んでいました。
前日はだいぶ飲み食いしてお金を使ったので、今日はこの辺で終わりにしました。
締めて一人5,000円強。この日は想定の範囲で終わらせることが出来ましたが、北海道にはまだまだ食べたいものがたくさんあります。残念でした。ではご馳走様でした。
海鮮酒蔵 二三一(フミイチ)
北海道札幌市中央区北4条西5
アスティ45ビルB1F
TEL 050-5592-5083
月~土、祝前日
11:30~15:00
(L.O. 料理14:30 ドリンク14:30)
17:00~22:30
(L.O. 料理22:00 ドリンク22:00)
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