加賀地方は3日と4日の午前中はあいにくの雨まじりのお天気でしたが、午後からは雨もほぼ止んで天気も回復しました。

そんな昨日・今日とGW後半に行ったイベントについて書きます。

まずは金沢市をメインに北陸三県を会場に開かれている「風と緑の楽都音楽祭」。昨年からこの名前に変わりました。
風と緑の楽都音楽祭 (7)

今年のテーマはモーツァルト。

昨年はベートーベンで、昨年の様子はこちらに書いています

3日に石川県立音楽堂の邦楽ホールで「田中 泯、モーツァルトを踊る」というのを観てきました。
風と緑の楽都音楽祭 (13)

NHKの連続テレビ小説「まれ」で、桶作元治役を演じていた、世界的に評価されているダンサー・舞踊家の田中 泯さんの本物がみられるということで出かけてきたのです。
風と緑の楽都音楽祭 (3)

午前中は雨模様。でも私が金沢に着くころには雨も上がり、多くの人が石川県立音楽堂まで聴きに来ていました。

この「風と緑の楽都音楽祭」の特徴の一つが、金沢市街の色々な場所で無料の演奏を聴けること。
風と緑の楽都音楽祭 (2)

この日も石川県立音楽堂の正面、金沢駅のコンコースや、もてなしドームなどで行われていました。
風と緑の楽都音楽祭 (6)

出演者のサインコーナーも。
風と緑の楽都音楽祭 (14)

さて、田中 泯さんの踊りですが、モーツァルトの弦楽四重奏曲 第13番 ニ短調とピアノ四重奏曲 第1番の調べ(いしかわミュージック・アカデミー弦楽四重奏団)に即興の踊りをのせているのですが、体の軸がやはり素晴らしいんでしょう…?素人目にも「凄い」ということが伝わってきました。

立見もでるほどの盛況だったのですが、会場内に凛とした空気が流れていました。

ただ凡人の私には少し難しい踊りでしたね!?^^;

あと、この「田中 泯、モーツァルトを踊る」の前の時間帯に交流ホールで行われた「新垣 隆もモーツァルトを語る」というミニイベントも観てきました。こちらはチケットを持ってる人は無料ということで開場時間前から多くの方が順番待ちをしていました。
風と緑の楽都音楽祭 (12)

新垣 隆さんといえば、あの一連のゴーストライター騒動から4年経過して、いまではTVのバラエティ番組などにも出演するほどです。

最初は堅めのトークでしたが途中から面白くなって、自虐ネタまで飛びだしました。30分ほどの短い時間でしたが楽しいイベントでしたね。もちろん、作曲家でもありピアニストでもある新垣さんのモーツァルトのピアノソナタも聴きごたえがありました。

そうそう、その中でもPR?していましたが、7日(月)TBS系列で夜7時からの「密着! 血糖値72時」 にも出演されているようです。

「風と緑の楽都音楽祭」は明日5日まで。

お次は、こちらも毎年GWの季節に開催されている九谷茶碗まつりについてです。
九谷茶碗まつり (7)

加賀地方で生産されている色絵の磁器としての九谷焼は、石川県を代表する伝統工芸で世界的にも有名です。
九谷茶碗まつり (2)

昨年は、春の嵐が吹き荒れて途中で中止になりました。今年も3・4日午前中は雨風が強くて心配されましたが、私が会場に行った4日10:30頃には雨も完全にあがり青空も出てきました。

今年の茶碗まつり会場には九谷焼の特設店約50店が出店。
九谷茶碗まつり (3)

私は九谷焼窯元 上出長右衛門窯で、こちらのポップな絵柄の皿を買い求めました。
上出長右衛門 (2)

何年か前に「クタニシール」ブランドとして、伊勢丹新宿店、雑誌「SPUR」とのコラボイベントでイラストレーター Akko氏とコラボレーションしたときの絵柄のデザイン皿です。
上出長右衛門 (4)

ちなみに、上出長右衛門窯の工場では、こちらのイベントをやっています(5日の明日まで)。
上出長右衛門 (6)

こちらにも掘り出し物などお得な価格で買い求めることが出来ましたが、残念ながらサイズと絵柄で欲しいのがなくなにも買い求めませんでした。
九谷茶碗まつり (25)

その後、能美市九谷焼資料館にも立ち寄りました。
九谷茶碗まつり (10)

開館以来35年を経てはじめての大型改修が終了して、リニューアルオープンしています。
九谷茶碗まつり (12)

「九谷五彩」の紺青・朱赤・紫・緑・黄の色壁別の五つの部屋で展示室を構成していて、装いも新たに楽しむことが出来ます。展示内容も充実されています。
九谷茶碗まつり (22)

紺青と朱赤の部屋は、今の展示では写真撮影ができ、じっくり観てまわれる作りに変わっていてよかったです。

九谷茶碗まつりの期間中(5日の明日まで)は無料で見学可能です。

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