福井県は東西に長く、東尋坊・越前海岸・若狭湾・小浜など変化にとんだ海岸線を見ることが出来ます。
嶺北地区では、ほとんどが山地で崖が海に迫っていて急な岩場の海岸が多いのですが、やはりその中でも東尋坊が一番有名なところではないでしょうか?
東尋坊は福井県でもメインの観光名所の一つで、その周辺には芦原温泉や三国などの観光地もあり、冬はカニ、これからの季節は新鮮な海の幸を求めて全国から観光客が来るところです。
私も毎年何度かは、このエリアに足を運んで美味しいものを食べますが、今年はこれが最初になります。
伺ったのは、雄島にほど近い安島地区の小さな漁港の近くにある「海のレストラン おおとく」です。
ここは旅館オーベルジュも営んでいて、目の前に海があり、新鮮な魚介をそのまますぐに調理場に運べる恵まれた環境を生かして、和食とイタリアンを融合させた料理を楽しめるところで知られています。
そこが平成27年10月に開いたのが「海のレストラン おおとく」なのです。
通常の営業はランチタイムだけ。ディナーは事前予約制になっています。
行ったときはとても天気のいい日で、日本海も穏やか。海のレストランということを満喫できました。
漁師町風情が残る安島地区にあって、目の前が小さな漁港。すぐ先には神の島と言われる「雄島」も間近に望めます。
我々は行く前日に予約したら、2人が入れる小さな個室しか空いていませんでした。
他の部屋はベランダの席や、ご覧のグループで楽しめる部屋などバリエーションがあって、空間の構成もいい感じのお店でした。
その通された部屋は狭かったです。そのため最後まで空けておくのかもしれません?^^; 部屋には窓が一つあり海が目の前。奥には雄島を望むことが出来ます。

客層は年配の方が多いようです。おじいちゃん、おばぁちゃん、そして孫を含めた家族で来ているグループも多かったようで、2階のお客さんが小さな子供を連れてこられていたので、どたんばたんと元気よく飛び跳ねていました。^^;
メニューの種類は思っていたより豊富です。
やはり場所柄、海の幸を使った定食が多かったのですが、肉じゃがなども名物料理のようでした。

この日の日替わりメニューはこんな感じ。

その中から私は、この日から新登場したメニュー「ブリ炙り丼(税別1,600円)」を頼むことに。
お店は12時少し前ですでに混雑していましたが、料理はスムーズに運ばれてきました。
厚く切られたブリの切り身。それを軽く炙って香ばしさと脂を上品に引き出しています。

こちらのカニの茶碗蒸しとあら汁・漬物が付いていました。
妻のほうは「ムニエルランチ(税別1,600円)」を頼んでいます。
魚はアカガレイでしょうか?量も多かったです。
あと、こちらには、ブリの刺身と小鉢、私と同じ茶碗蒸しも添えられていました。
ランチには食後のコーヒーも付いてきます。デザートは別料金です。
この内容で1,600円はお得感があり、上品な味付けで良かったです。さすが港直結のお店です。天気がいい日でロケーションも最高だったので満足度も高かったですね。
ディナーは予約制ですが、これからの季節、日本海に沈む夕陽を見ながらのロマンチックな食事もいいかもしれません。ご馳走様でした。
海のレストラン おおとく
福井県坂井市三国町安島24-83
TEL 0776-82-7133
11:00~14:30
17:00~(事前予約制)
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