立ち食いの鮨店には私自身はほとんど行ったことがありません。

大阪、梅田の新梅田食道街にある「しおや 寿司店」について昨年書いたことがありますが、たぶん、その一回のみだと思います。

実は仙台駅には、この立ち食いの鮨店が2軒あります。

他にはS-PAL仙台店に「塩竈 しらはた」という塩竈の人気のお店が立ち食い寿司のお店を出していたりしますが、もう一軒のほうがターミナルビルの3階にある「すし通り」にあり「北辰鮨 仙台駅鮨通り店」というところで、観光客や出張で遠方から仙台に来たビジネスマンにも人気のお店なのです。
北辰鮨 (2)

今回、仙台に行った時に到着後、軽く食べるために入りました。

北辰鮨は、こちらのお店以外にも、仙台駅の1階にもお店があります。そちらは立ち食いではなく、座って食べるお店です。
北辰鮨 (5)

鮮魚専門店として全国一の売上を誇る魚の北辰グループのお店で、その仕入れの潤沢さを生かした鮮度のいいネタを食べさせてくれるお店として人気なようです。

到着が夕方17時半ごろ。お店はいつも混んでいるとの情報でしたが、この日は半分ほどの入りでした。
北辰鮨 (4)

とりあえずのどが渇いたので、生ビールをお願いします。

握り専門なのでつまみ系はないかと思ったら、寿司ネタがあるものはつまみとしても出せるようです。
北辰鮨 (8)

そこで私は目の前のネタケースにあった、「なめろう」をつまみで頼むことに。
北辰鮨 (6)

少し生臭さが出ていましたが、ねっとりとした食感で生ビールのつまみにもよかったですよ。

そして握りに移ります。
北辰鮨 (3)

今回、こちらでは、立ち食いでリーズナブルに握りを楽しめるということで、普段は高いか珍しいかであまり食べられないネタを中心に、またせっかくなので東北産のものを頼んでみることにしました。
北辰鮨 (9)

まずは宮城産の「ほうぼう(280円)」。身が締まっています。ピンク色できれいです。
北辰鮨 (10)

岩手産「さわら(190円)」は炙りで食べさせてくれます。
北辰鮨 (11)

「活きほっき貝(190円)」。少し旬とはずれていますが、活きほっき貝なので、普段食べるものの色合いとは少し違いますね。食感は火を通したほうがいいかもしれませんが、生はあまり食べることが出来ないので、これもよしです。
北辰鮨 (12)

これは「どんこの肝のせ」です。「どんこ」とはアイナメのことで、正確にはエゾイソアイナメといいます。

太平洋岸の千葉から三陸あたりで獲れるようで、石川ではあまり食べない魚です。身自体は白身でクセのない淡白な味わいでした。

しかし、この「どんこ」は肝がキモらしいです。肝が乗せられていることで旨みが増しています。
北辰鮨 (13)

「あわび(280円)」はコリッとした食感で美味しかったです。
北辰鮨 (14)

最後は青森産の「本マグロの中トロ(380円)」。中トロと赤身のハーフみたいな部位でしたが上品な脂でさすが本マグロです。

この日は、もう一軒、牡蠣を食べる予定にしていたので、こちらではこのあたりで打ち止めです。

以上、飲み食いして2,600円ほど。飲み食いするのにかかった時間は20分ほど。さすが立ち食いのお店です。江戸時代、寿司は屋台のファストフードでした。そんな手軽さを味わえるお店です。ご馳走様でした。

北辰鮨 仙台駅鮨通り店
022-214-6180
宮城県仙台市青葉区中央1-1-1
 JR仙台駅3Fすし通り
10:00~22:30
無休

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