金沢の鮨屋さんの紹介を久しぶりに書きます。
しかし、金沢の鮨店の新店ラッシュが続いていますね。
今年も今情報があるだけで2~3店オープンするということも聞いていますが、どこまでいくのでしょうか?
まぁ、あの小松弥助さんが3月で辞められるとのうわさも飛び交う中、金沢の鮨店の競争は益々激化することは間違いなさそうです。
さて、今日紹介するのは、金沢片町の人気鮨店「あいじ」の2号店となるお店「金澤主計 鮨処あいじ」。

金沢の茶屋街「主計町」に昨年10月にオープンしています。
片町のお店には前回「百万石の鮨」を食べに行っていているほか何度かお邪魔していますが、こちらへは初めてとなります。
この日、妻が急きょ仕事で来れなくなったので一人で伺うことに。
主計町の浅野川沿いの町家、旧尾崎邸で、前は日本酒バー「SAKE BAR 數 KAZOE」だったところです。
ちょうど正午にお店に到着。お店は2階で町家の狭い階段をのぼって上にあがります。
カウンター席が4席と少なく、あとはテーブル席が2グループ分。
鮨はカウンターで!がいいと言いますが、観光客にとっては浅野川の風情を愛でながら美味しい鮨を食べるというのもオツではないかと思います。
ランチはおまかせ4,000円のみ。もちろん追加は可能です。ちなみに夜は同じく8,000円からとなっていました。
お店を任されているのは、片町のお店の離れを任されていた向川さんです。あいじさんでは4年ほど働いている方です。
まず本店と同じくガリではなく野菜の浅漬けが出されます。

これで一杯ビールを飲むことにしました。^^;
そしてすぐに握りへ。握りはすべて何らかの仕事がされていて醤油をつけずに食べる鮨です。
まずは赤イカ。あら塩と酢橘を軽く。イカの甘みが引き立ちます。シャリは小さめでした。
こちらはヒラメを軽く昆布締めにしてあります。
甘えびも、名の通り甘くてねっとりとした食感。
能登寒ブリは柚子おろしを乗せて食べさせてくれました。脂がほどよく乗っていて柚子おろしの酸味との相性も良かったです。
〆鯖もほどよい〆加減。
マグロは軽くヅケで。
ノドグロは地物ではありませんでした。軽く炙って握られています。
芽ねぎで口直し。
ウナギです。シラスウナギが不漁で今年のうなぎの価格は高値安定化も?^^;
最後はウニですが、珍しくシャリにまぶして手巻きで食べさせてくれます。この食べ方もいいですね。

最後のアラの味噌汁が出されて終了です。
以上、10貫で4,000円。ビール小瓶を一本飲んで締めて5,000円でした。私にはちょうど良かったですが、小ぶりな握りなので男性だとあと数貫はイケそうです。
太平寿しの大将も体調を崩されていて心配ですが、大将のDNAがあいじさんを通してちゃんと引き継がれているような気がしました。ご馳走様でした。
金澤主計 鮨処あいじ
石川県金沢市主計町3-6
TEL 080-9781-9988
11:30~14:00
18:00~21:00
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