居酒屋というジャンルも生き残りは厳しい世界だと言えます。
今日紹介します「喜助」は居酒屋ではありませんが、この場所では、私のブログをやっている期間だけでも「串蔵」→「海都」→「和食ダイニング花みずき」と変わっています。
「花みずき」のときは行ったことがないのでわかりませんが、他のお店も人気があったようにも思えましたが、経営的には厳しかったのでしょうね?
「喜助」には初めてきましたが、看板以外、「海都」時代からは外観はほとんど変わっていませんでしたが、内部はだいぶ変わっているようです。
こちらのお店の経営母体は少し変わっています。加賀市の美容室「Lucido STYLE M2 ルシードスタイルエムツー」なのです。
美容室グループの会社が飲食店をやっているというのも珍しいですね。
さて、11月の祭日のお昼に一人で行ってみました。予約をせずにほぼオープン時間の11:35ごろお店に到着。お店は個室のお部屋が中心で、落ち着いて食事が出来ます。

私は一人でしたが、こちらの個室に通されました。

土日祝日のランチメニューは、こんな感じです。
その中で「椿(1,944円)」と「牡丹2,268円」は11月と12月の1日15食限定の和食箱膳。
他には税込1,404円で、ロースカツ定食ととんてき定食がありましたが、私は肉系が苦手なので、少しランチとしてはお高い「椿」を頼むことに。ちなみに平日にはもう少し安いランチメニューがあるようです。
和食箱膳「椿」は値段が高いだけあって、お造り・天ぷら・焼魚・肉料理・出し巻き・炊き合わせ・和え物・デザートが付いています。
そして、ご飯はオーダーが入ってから一人一人専用のお釜で炊くというこだわりで、炊き上がるまでに20~25分ほどかかるということでした。
「待っている間に食べてください」とお茶とお菓子が出されます。
そして出されたのがこちらのセットです。
二段重のような形で、その上の段には肉料理のローストビーフ、昆布の佃煮、和え物、焼魚の鮭、出し巻き玉子。
下の段には炊き合わせに甘酢餡かけ、切り干し大根煮、カキフライ、天ぷらなどが入れられていました。
玉手箱のような感じですね。

薬味の種類も色々でした。
別盛りでお造りが付いています。内容はサワラ、ブリ、甘えび。
色々な味を楽しめてよかったです。特に女性客には喜ばれると思いますね。
デザートはりんごのコンポート。コーヒーも付いています。
釜炊きのご飯はおこげが出来るほどではありませんでしたが、小松の蛍米、それも新米を使っていて、炊きたての艶やかなご飯で美味しかったです。
最近、ご飯の量は少なめにしている私ですが、この小さめのお茶碗1.5杯分くらいの量、全部食べ切りました。
この日は予約もせずに伺ったのですが、料理が出されるのを待っているときに予約の電話が入って、話す声が聞こえたのですが、満席だと言ってお断りしていたようです。
休日のお昼時は家族連れや女性のグループが多そうで、個室でゆっくり気兼ねせずにおしゃべりしながら楽しめるのが受けているのでしょう?
そして場所的にはそれほどいいところではないかもしれませんが、お聞きすると、年配のお客様がほとんどだそうで、今回ランチを食べに行ってみると、味もコスパとしても満足できる内容で、人気なのがわかりました。ご馳走様でした。
お食事処 喜助
TEL 0761-21-2121
石川県小松市若杉町3-151-2-7
ランチ11:30~14:30
ディナー17:30~23:00
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