地方に住んでいて、たまにプライベートで東京に来るとおのぼりさんよろしく、話題のエリアや施設に行ってみたくなるものです。

今回、ほぼ24時間、東京で観光する時間があったので、前にブログでもアップした建築関係の展示の美術館などをまわりましたが、この日は今年オープンした施設「GINZA SIX」を見てみることにしました。

設計は金沢ともゆかりがある谷口吉生氏。

石川県でも片山津温泉の総湯や金沢の鈴木大拙館などを手掛けていて、世界的にも有名な建築家です。
銀座シックス (2)

外観上の特徴としては「ひさし」や「のれん」をイメージしファサードなのだそうです。

そしてやはり、ここに来たからには見ないわけにはいかない、というか見たくなくても目に飛び込んでくるのは草間彌生さんのバルーンインスタレーションです。

ここは森美術館監修なんですね。
銀座シックス (4)

草間彌生さんといえば、カボチャをかたどった「南瓜」が有名で、私も直島や福岡市美術館、大阪の国立国際美術館ほかで何度も観ています。

中に入ると中央の吹き抜けに、3種類14個の巨大カボチャが吊り下げられていて、ある意味贅沢な空間使いです。

今回は買い物にはまったく興味がなかったので、店内は飲食店フロアを見てまわって、ちょっといっぷくということでお茶をしたのが、「スターバックス リザーブ バー 銀座 蔦屋書店」です。
スターバックス リザーブ バー

スターバックス リザーブ バー 銀座 蔦屋書店」がある「銀座 蔦屋書店」はアートに特化した書店で、そのイメージに合ったコンセプトと造りになっています。

その一角にお店はあります。

GINZA SIXの1・2階にも通常のスタバがあるのですが、こちらの「リザーブ バー」ブランドでは、バーという冠が付いていることからもわかる通り、ワインなどアルコールの提供と、そして、生産量が少なく、世界でも限定された店舗でしか味わえない「STARBUCKS RESERVER(スターバックス リザーブ)」というスペシャルで希少なコーヒー豆から抽出されるコーヒーを味わうことが出来るのです。
スターバックス リザーブ バー (5)

そして、カウンター内でコーヒーを淹れるのを許されているのは、熟練スタッフの称号「ブラックエプロン バリスタ」を与えられているスタッフのみなのです。
スターバックス リザーブ バー (4)

何か特別な趣のあるお店なのです。

そこで我々は、この特別なスタバのお店らしいメニューを楽しもうと頼んだのは、「STARBUCKS Nitro Cold Brew Coffee(スターバックス ナイトロ コールドブリュー コーヒー)」とビール。

「スターバックス ナイトロ コールドブリュー コーヒー」は日本初登場のメニューです。

カウンター席の途中にイスがないところがあって、その目の前、こちらの生ビールのサーバーのような注ぎ口から出てきます。
スターバックス リザーブ バー (7)

わざわざお客さんをその目の前に来させてまで、注ぐところを見せるというパフォーマンスまで取り入れています。

「コールド」と付いているのでアイスコーヒーなのですが、他のコーヒーとどこが違うのか!?それは、コールドブリュー、つまり水出しコーヒーに窒素(Nitrogen/ナイトロジェン)を加えることによって、まろやかな口あたり、かつクリーミーな味わいに仕上げているのです。
スターバックス リザーブ バー (9)

注がれるのを見ていると、一見、生の黒ビールのように見えますが実はコーヒーなのですね。

コーヒー豆も希少なもので、コンゴ産の「レイク キブ」。オレンジのような甘み、ハーブやスパイスの余韻を感じるバランスのとれた味を楽しめます。

何と1杯930円もするリッチな組み合わせのコーヒーでした。
スターバックス リザーブ バー (14)

淹れてくれた方?のサイン入りです。

あと、バーなのでこちらのビールも頼んでみました。
スターバックス リザーブ バー (12)

チェコのビールで「ブデヨビツキ ブドバー(650円)」。チェコのビールって珍しいので頼んでみました。ホップのきいた爽やかな苦みが特徴のビールでした。

コーヒーショップも激戦で、スタバといえども進化を続けないと生き残れない時代になってきました。

今回は頼みませんでしたが、お店に置いてある洋菓子類も高級そうな感じでした。
スターバックス リザーブ バー (2)

ショバ代も高い場所では、差別化を図った高級路線しかないのかもしれませんね。ご馳走様でした。

スターバックス リザーブ バー 銀座 蔦屋書店
東京都中央区銀座6-10-1
 GINZA SIX 6F
TEL 03-3575-6080
9:00~23:30
無休(GINZA SIXに準ずる)


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