ここ最近は箱根に宿泊して富士山麓に墓参するパターン。
今年も、箱根に宿泊してお墓参りを済ませ、その後、少しの時間、箱根の観光地を巡りました。
しかし、箱根というところは本当に観光資源が豊富ですね。温泉、自然、美術館など、毎年行っていても見るところが尽きません。
さて昨年、本当は今日紹介する仙石原と大涌谷に行く予定でしたが、あいにくのお天気で諦めたこともあって、今年はそのリベンジということで行ってきました。
今年4月22日放送のNHKのブラタモリ「箱根~箱根の地獄が 極楽を生んだ!?~」の回で、箱根が出来た訳、的な内容だったのですが、その時番組のスタート場所が大涌谷だったのです。
そんなこともあって、今年は必ず行ってみたいと思っていました。
私も昔、一度だけ行ったことがあるのですが、すでに記憶も曖昧な状態。今回、いいお天気に恵まれたこともあって、短時間でしたが楽しむことが出来ました。
行ったのは11月初旬の平日でしたが、大涌谷は本当に混雑状態。他の観光地同様、中華系の方が多く来ていました。
2015年6月末の小噴火以来、周辺の観光地にも色々な影響があったようですが、いまはほぼ前の状態に戻っているようです。辺りに硫黄のにおいが立ちこめていて、火山地帯なんだなぁ、と実感させられます。
いいお天気だったので、富士山もきれいに見ることが出来ました。
そして、大涌谷名物と言えば、寿命が7年伸びると言われる黒たまごです。
大涌谷くろたまご館で買い求めました。5個500円。まだ温かい状態ですね。
卵の表面が黒いのは、温泉の成分の鉄分が付着して、それに硫化水素が反応して硫化鉄となったものです。
その場で早速食べてみました。何となく、普段食べるゆで卵とは違った味のようにも感じられましたね。^^;
さて、大涌谷に行く前に立ち寄ったのは、仙石原のすすき高原。昨年も立ち寄ったのですが、濃い霧でほとんど見ることが出来なかったのです。
無料の駐車場から10分ほど歩いたところにある、一面すすきの穂が風で揺れる雄大な景色で見ごたえがありました。
本当は、朝焼けや夕焼けで黄金色に見える時間帯がおすすめのようです。
11月末までが見頃です。
この後立ち寄った「箱根ラリック美術館」についても紹介しておきますね。
アール・ヌーヴォーとアール・デコの時代に宝飾とガラス工芸の世界で活躍し、作家でもあった、ルネ・ラリック氏。
そんな彼の生涯を綴っているのが「箱根ラリック美術館」です。
私も今回初めて訪れましたが、展示されているオリエント急行の実物の客車と庭のきれいさに感動しました。
オリエント急行の実物の客車は、1988年のフジテレビ開局30周年記念特別企画「オリエント急行日本一周」で実際に日本国内を走った実物です。番組内容自体、バブルの時代らしい企画ですね。^^;
ヨーロッパでも実際に使われていた本物が持つ凄さを垣間見ることが出来ました。
あと、きれいに手入れされた芝と色づく木々のコントラスト。箱根の景色、流れる小川などを借景にした落ち着いた庭は一見の価値があります。
あぁ、美術館で展示されていたジュエリーやガラス工芸。私にはわかりません。^^;
これからが紅葉も本番。観光客で混雑するでしょうね?
箱根ラリック美術館
神奈川県足柄下郡箱根町仙石原186番1
TEL 0460-84-2255
9:00~17:00(入館は16:30分まで)
一般入館料は1,500円
コメント