福井のそば行脚。今回は「越前坂井 辛み蕎麦」を食べに港町三国へ。
今日紹介します「どうぐや」。場所は、三國神社の表参道と呼ばれるような場所にあります。
ちなみに、三國神社の例大祭は「三国祭」で、北陸三大祭(っていうのがあったんだ!?)の一つなのだそうです。
私が行った8月最後の日曜日は参拝客もいなく、静寂な中、セミの鳴く声だけが耳に響いていました。
さて、このあたりのおろしそばは、大根おろしをそのまま乗せて食べるおろしそばではありません。
「越前坂井 辛み蕎麦」という「大根おろしの絞り汁にダシを合わせたつゆをぶっかけている」のが坂井市流のおろしそばなのです。
ちなみに「越前坂井 辛み蕎麦」については前に新保屋のときに書いたことがあります。
しかし、「どうぐや」というお店の名前、変な名前ですよね?
元々は骨董屋さんを営んでいたそうですが、そこで「道具屋=どうぐや」というわけです。
行ったのは夏休み最後の日曜日。三国サンセットビーチにも海水浴客が多くいて、夏休み最後の休みということで、こちらのお店にも子供連れの家族もいました。
ただ、細長いカウンター席には私以外はお客は居ません。普段の平日は一人のお客さんも多く来るのでしょうね!?
お品書きを開くと、単独のメニューがド~ンと現れます。
それは、大きな油揚げがそばの上に乗せられた「あげおろしそば(980円)」というもの。
グルメブログをやっていると、ネタ的に美味しい、この手のインパクトがあるメニューに目がとまります。
当然、私はこちらをオーダーすることに。しばらくして出されたのがこちらです。
大きなお揚げがそばの上に乗せられているので、そばがあまり見えません。そばは福井県産そば粉を使い、毎日石臼で引いて作られる自家製手打ちの二八そばです。
また、つゆは最初からぶっかけられていました。前の他の方のブログなどを見ると、前は別々に出されていたような気がするのですが……。
大きなお揚げが乗っているので、この「あげおろしそば」の場合は個人的には別々のほうがうれしかったかな?
お揚げをかつおだしがきいたつゆに浸しながら食べます。
ただし、「越前坂井 辛み蕎麦」のように「大根おろしの絞り汁にダシを合わせたつゆ」とはちょっ違う、お揚げの甘みもあって、それほど辛さを感じませんでした。
ただ出汁はカツオがきいていて、少し寝かせてとろみがついていて美味しいつゆでした。
食べ終わってから少しまったりしていたのですが、うっかりしてそば湯をお願いするのを忘れました。
お願いしないと持ってきてくれないのかな?
「越前坂井 辛み蕎麦」行脚、軒数も増えてきましたが、まだまだ行っていないお店も多いです。これからもがんばらないといけません。ご馳走様でした。
どうぐや
福井県坂井市三国町山王4-5-7
TEL 0776-82-5659
月~木11:00~19:00
土・日11:00~19:00
蕎麦が無くなり次第終了の場合あり
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