福井のそば行脚。今回は「越前坂井 辛み蕎麦」を食べに港町三国へ。

今日紹介します「どうぐや」。場所は、三國神社の表参道と呼ばれるような場所にあります。
三國神社

ちなみに、三國神社の例大祭は「三国祭」で、北陸三大祭(っていうのがあったんだ!?)の一つなのだそうです。
三國神社 (6)

私が行った8月最後の日曜日は参拝客もいなく、静寂な中、セミの鳴く声だけが耳に響いていました。

さて、このあたりのおろしそばは、大根おろしをそのまま乗せて食べるおろしそばではありません。

越前坂井 辛み蕎麦」という「大根おろしの絞り汁にダシを合わせたつゆをぶっかけている」のが坂井市流のおろしそばなのです。

ちなみに「越前坂井 辛み蕎麦」については前に新保屋のときに書いたことがあります

しかし、「どうぐや」というお店の名前、変な名前ですよね?

元々は骨董屋さんを営んでいたそうですが、そこで「道具屋=どうぐや」というわけです。
三國

行ったのは夏休み最後の日曜日。三国サンセットビーチにも海水浴客が多くいて、夏休み最後の休みということで、こちらのお店にも子供連れの家族もいました。
どうぐや (6)

ただ、細長いカウンター席には私以外はお客は居ません。普段の平日は一人のお客さんも多く来るのでしょうね!?
どうぐや (4)

お品書きを開くと、単独のメニューがド~ンと現れます。

それは、大きな油揚げがそばの上に乗せられた「あげおろしそば(980円)」というもの。

グルメブログをやっていると、ネタ的に美味しい、この手のインパクトがあるメニューに目がとまります。

当然、私はこちらをオーダーすることに。しばらくして出されたのがこちらです。
どうぐや (7)

大きなお揚げがそばの上に乗せられているので、そばがあまり見えません。そばは福井県産そば粉を使い、毎日石臼で引いて作られる自家製手打ちの二八そばです。
どうぐや (3)

また、つゆは最初からぶっかけられていました。前の他の方のブログなどを見ると、前は別々に出されていたような気がするのですが……。
どうぐや (10)

大きなお揚げが乗っているので、この「あげおろしそば」の場合は個人的には別々のほうがうれしかったかな?

お揚げをかつおだしがきいたつゆに浸しながら食べます。

ただし、「越前坂井 辛み蕎麦」のように「大根おろしの絞り汁にダシを合わせたつゆ」とはちょっ違う、お揚げの甘みもあって、それほど辛さを感じませんでした。

ただ出汁はカツオがきいていて、少し寝かせてとろみがついていて美味しいつゆでした。

食べ終わってから少しまったりしていたのですが、うっかりしてそば湯をお願いするのを忘れました。

お願いしないと持ってきてくれないのかな?

「越前坂井 辛み蕎麦」行脚、軒数も増えてきましたが、まだまだ行っていないお店も多いです。これからもがんばらないといけません。ご馳走様でした。

どうぐや
福井県坂井市三国町山王4-5-7
TEL 0776-82-5659
月~木11:00~19:00
土・日11:00~19:00
蕎麦が無くなり次第終了の場合あり
金曜・月一回日曜休



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