私の小さいころは、食パンか、それにジャムやクリームを塗ったパンが主体でした。
何歳のころだったか、前に紹介したことがある頭脳パンや、惣菜パンのようなものが出始めてきたころで、コッペパンにキャベツにマヨネーズベースのドレッシングみたいなのを挟んだサラダパンのようなパンが好きだったことを覚えています。
ちなみに「サラダパン」といえば、滋賀県の「つるやパン」が有名ですね。ただし、こちらの「サラダパン」は中身がタクワン漬けですが……。(ご注意:サラダパンは「シエンブラン」には売っていません)
昔はパンといえば柔らかいのがほとんどでしたが、最近はハード系のが人気です。いまでは、パンの種類ってどれだけあるかわからないほどです。

さて、今日紹介します「シエンブラン」。お店は野々市の住宅街のマンションの1階にあります。店名の「シエンブラン」はフランス語で「白い犬」の意味です。
お店のマスコットマークも、ブルドックです。かわいいですね

売り場はこんな感じでそれほど広くないのですが、キッチン内部が見えるオープンキッチンなので、お店も広く見えます。
そしてキッチン内部も木目の壁で暖かい感じのお店になっていました。
パンの種類は豊富で、ハード系からカヌレなどのフランス焼菓子などもありました。少し小ぶりなパンが多いようでした。
お店のウリは、コンベクションオーブンを使っていること。コンベクションオーブンといえば、外はカリッ、中はジューシーに肉を焼けるオーブンとして知られていますが、パンも、表面がパリッ、中はソフトに焼けるんですね。
色々美味しそうなパンが並んでいて、どれにしようか迷いましたが、私はこちらの「ジェノベーゼ」を買い求めました。
フランスパンの生地にバジルペースト、ウインナー、グレムチーズなどが入ったパンで、食べ応えのあるハード系惣菜パンと言ったところでしょうか?
こちらの「ベーコンエピ」は、ブラックペッパーを効かせた大人の味だったようです。
これは「コンプレ・フロマージュ」。
フランス語でコンプレは「完全な」の意味。フロマージュは「チーズ」なので、「ほとんどチーズ」の意味でしょうか?
全粒粉のパン生地にゴーダとチェダーチーズがたっぷり乗せられて焼いています。
こちらはクロワッサンなども人気のようですね。
いま人気のパンや洋菓子もたくさんあって、マークもかわいいし、女性の気持ちをうまくキャッチしているパン屋さんだと思いました。ご馳走様でした。
シエンブラン
石川県野々市市押野1-393
ピーノパラッツオ103
TEL 076-259-5501
8:00~19:00
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