私のブログで富山の鮨のお店を紹介するのは初めてかもしれません。
鮨 つか田 (2)

お店の住所は総曲輪ですが、富山のいわゆる歓楽街「桜木町」にあります。

ご主人は、勝どきから銀座に移転した「鮨さゝ木」で修業されていたそうで、銀座に移転する際に退職され、出身の富山に戻って、こちらのお店を2015年12月に始められたそうです。

さて、この日ちょうど妻が富山で仕事があって、私は車で送迎を。

その合間に一人でランチを食べることになっていたために、事前に調べてこちらの「鮨 つか田」に予約を入れてありました。

午前中は、前に紹介した「富岩運河環水公園」や「富山県美術館」を見学した後、富山城の地下駐車場に車を停めて歩いてお店に向かいました。
鮨 つか田 (4)

お店は雑居ビルの2階にあります。入口は鮨屋らしくないドアです。

中に入りとカウンター席が7つだけの小さなお店で、内装も白が基調のシンプルなものでした。

了解を頂き写真を写します。
鮨 つか田 (6)

お聞きすると昼も夜もお一人でお店を切り盛りされているとのこと。一見、歌舞伎役者の市川海老蔵さんのような風貌で、職人さんのように話しかけづらい雰囲気でしたが、一通り食べてからお話しすると、色々お話をしてくれました。

私も石川県に住んでいて、北陸は魚介が新鮮で豊富だと思っていますが、江戸前鮨を東京と同じように提供しようとすると難しいところもあると話されていました。

特に、貝類と光物がいいのが手に入らない、全体的に北陸は網で獲るので魚体がキズがあったりする、富山の魚は味的にはあっさりしているのが多い、などです。

さて、お品書きはシンプルに「ばらちらし(税別1,000円)」と「にぎり(税別3,000円)」の2種類のみ。お一人で切り盛りされているのでそのほうがいいと思いますし、鮨屋は基本そうなのです。

ただ、もちろんお刺身は希望に応じて出していただけるようです。私はもちろん、にぎりをお願いしました。
鮨 つか田 (7)

東京のお店で修業されていたとのことで、ガリは甘酸っぱいタイプでした。そして江戸前の仕事がされているので基本醤油を付けなくてもいい鮨です。握りの所作はとても丁寧です。いとおしく握ってくれます。
鮨 つか田 (8)

まず出されたのはヒラメの昆布締め。ほんのりと昆布の旨みが乗っていて、ヒラメ自体の甘みと相乗効果を出しています。

シャリは小さめで酢の塩梅も、あっさりしていると話された地物のネタに合わせてか、それほど強めではありませんでした。
鮨 つか田 (9)

鯖も上品な〆具合で酸味と鯖の脂が仲良く口の中でハーモニーを奏でています。
鮨 つか田 (10)

3貫目は赤いかです。こちらはあら塩を軽くのせてあります。赤いかの甘みを引き立てるための塩です。
鮨 つか田 (11)

マグロは漬けで。こちらも浅めに漬けてあります。
鮨 つか田 (12)

梅貝。小さめです。石川ではあら塩で食べさせてくれるところが多いですが、こちらでは煮切り醤油で食べます。
鮨 つか田 (13)

アジはショウガを少し乗せて。
鮨 つか田 (14)

こちらは青柳、通称バカ貝と呼ばれている貝です。北陸の鮨ネタでは出されるのは珍しいですね。私も北陸で食べるのは初めてです。

一般的には天ぷらのかき揚げで使われる貝柱が、この貝のものですね。

生の鮨で食べると、食感も口の中でグニュとした感じで、何となくホヤのような味わいがしました。
鮨 つか田 (15)

コハダです。これは少し酸味が効いていました。
鮨 つか田 (16)

巻物は鉄火巻。中トロに近く脂が乗っていました。
鮨 つか田 (18)

最後に、玉子と、
鮨 つか田 (17)

お味噌汁が出されます。お味噌汁はあら汁です。しかし、ご主人がわさびをすって丸めて味噌汁に入れてくれます。そのわさびを溶かして飲んでくださいと言われてその通りしましたが、何となく後口がさっぱりとしてこれはこれで美味しく頂けました。

以上、8貫、巻物、玉子、お味噌汁の内容でした。

この内容で3,000円は安いと思いますし、しっかりとした仕事がされている一貫一貫を富山で味わえるのはうれしい限りです。また行きたくなる鮨店の一つだと思います。ご馳走様でした。

鮨 つか田
富山県富山市総曲輪1-8-1
 チェリーポートビル2F
TEL 090-3590-5193
11:30~21:00(L.O.)
不定休


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