新年度が始まって、最初の土曜の休み。つまり4月1日に滋賀県に所用もあって出かけてきました。
天気は良かったのですが、風が冷たく冬のような寒さでした。
そのため、行くのを決めた時は桜も開花しているかと思っていたのですが、滋賀県内はどこもつぼみ状態で桜見物は諦めることに。代わりに梅が見頃でした。^^;
今回行ったのは観光施設は2か所。「琵琶湖博物館」と「彦根城」です。
滋賀県の観光リソースとして誰もが知っているのは「琵琶湖」です。日本で最大の面積と貯水量を誇っています。そんなことはいまさら説明する必要もありませんが、調べてわかった「琵琶湖」物知り事実。皆さんも以下の琵琶湖についての事実を知っていましたか?
琵琶湖は世界で3番目に古い湖だそうです。でも大きさでは琵琶湖は、淡水湖のみで129番目、塩湖を含めると188番目の大きさです。(滋賀県HPより)
意外に世界にはいろいろ大きな湖があるんですね~!?
そんな琵琶湖を知るには「琵琶湖博物館」に行くのが一番です。県立の施設で昨年20周年を迎えました。昨年一部をリニューアルして新しくなっています。
施設は少し小高い丘の上に建っていて、琵琶湖も間近に見えます。
一応名前が博物館になっていますが、実際は博物館+水族館のような施設で、春休み中ということもあって子供連れのご家族連れが大勢来ていました。
大人の入場料金は750円。意外と高いと最初思ったのですが、十分元がとれるほど充実した内容だったと思います。
チケットを買い求めて、エスカレートで2階に上りここから見学します。ここでは琵琶湖の生い立ちや、琵琶湖の歴史とそこで暮らす人の営みを学ぶことができます。
巨大な黄河象の骨格模型や、
むかし琵琶湖で活躍した交易船などが復元展示されていました。
そして昨年リニューアルしたC展示室と水族展示室に移動。
C展示室のテーマは「琵琶湖地域のいま~身の回りの環境と暮らし再発見~」。
琵琶湖の環境・生態系や、
むかしのひとの生活・営みなどが幅広く学べるようになっていました。
そして、水族展示室。
これは琵琶湖の沖合を再現したトンネル水槽。フナ・マス・コイ・ウナギ・ナマズなどがいます。
あと、巨大ななまずや、淡水に住む唯一のアザラシ「バイカルアザラシ」が関西初の展示などが見どころでしょうか?
最初、すぐに見てまわれる広さかと思っていたら、じっくり見てまわると2~3時間はかかりそうでした。そこを1時間少々で駆け足で見てまわりましたが、この内容だと750円も納得できますね。
滋賀県立琵琶湖博物館
滋賀県草津市下物町1091
TEL 077-568-4811
常設展示観覧料
大人750円、高校生・大学生400円、中学生以下無料
9:30~17:00(入館は16:30まで)
月曜休館(休日の場合開館)
館内点検、年末年始も休み
お次は国宝の彦根城です。
日本で国宝となっているお城は5つ。松本城、犬山城、彦根城、姫路城、松江城です。私はこの中で松本城だけにはまだ行ったことがありません。

彦根城は江戸幕府の大老を何人も輩出した譜代大名である井伊氏の居城で、今年が築城410年。そのため「国宝・彦根城築城410年祭」という催し物が行われていました。
到着したのが夕方16時ごろ。見てまわるにはギリギリの到着時間で、見学は彦根城の天守閣内部を見るだけに終わってしまいます。
さらに普段は料金は大人600円なのですが、「国宝・彦根城築城410年祭」のおかげで大人1,000円となっていました。^^;
金額には玄宮園・開国記念館を含んでいましたが、残念ながら、そちらのほうは見ることが出来ません。
さて、下から天守閣までのぼるためには、昔ながら?の悪路の階段坂をのぼる必要があります。年老いた母を連れて行ったので、そこに至るまでに時間がかかりました。
こちらが天守閣です。

満開の梅の木越しにもパチリ。
そして案の定と言っては何ですが、城の中は何もありません。(笑い)

今年のNHK大河ドラマは「おんな城主 直虎」。彦根藩の藩祖となった井伊直政を育てた井伊直虎を主人公としたドラマ。
そのせいもあって、天守の最上階にのぼるにも、16時20分ごろでも行列でした。城ガール?もたくさんいました!最上階にのぼるにも時間がかかります。
最上階から琵琶湖もきれいに見えます。天気がイマイチだったのが残念。
でも、この天守閣を見るだけだったら1,000円は高くつきました。まぁ、行くならもっと早い時間に行って、ゆっくりと他の施設も見学したかったですね。^^;
彦根城
滋賀県彦根市金亀町1-1
TEL 0749-22-2742
大人600円、小人200円
平成29年3月18日~平成29年12月10日の間は「国宝・彦根城築城410年祭」の開催に伴い、大人1,000円、小・中学生300円
8:30~17:00
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