久しぶりに富山のお店の紹介です。
うえ原

今日紹介します「手打 そば処 うえ原」は、金沢方面から行くと富山インター出口の少し手前、北陸自動車道の側道すぐそばにあるのですが、婦中の住宅街の中にあって、お店の場所は目立たず非常にわかりにくいです。

元々お住まいだったところを改装されたのでしょうか?1階がお店になっています。
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さて、正午前にお店に到着すると先客が一組。あと一つあったテーブル席は予約客用になっていて、我々は奥にある座敷の席に通されます。

テーブル席の部屋には薪ストーブがあったのですが、それでも足りないのでしょう?ファンヒーターも置かれていました。さらに我々の通された座敷の座卓の席の下には床暖房が入っていました。

座布団をひっくり返して座ると、とても暖かったです。外気は真冬の気温で部屋はそれほど暖かくはなかったのですが、足元が暖かいといいですね。

最初、中に入ってもなかなかお店の方が出てこられなくて、あれ?と思ったのですが、どうもこの時は女性のかたお一人で切り盛りされていたのです。

このようなひっそりと佇むそば屋さんは、何となくですが、趣味が高じた熟年の男性が営んでいるイメージを持つのですが違ったようです。^^;

そのあと正午少し前にお手伝いされる女性の方がいらっしゃいました。
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そのようにお一人で切り盛りされているのだと、品数は絞ってもよさそうですが、意外と言っては失礼ですが、お品書きには色々なそばやうどんまで並んでいました。
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こちらに書かれている、限定の玄そば(1,000円)も気になります。玄そばを石臼で自家製粉しているようですね。
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そんな中から私が頼んだのは、この玄そばも食べることが出来て、とろろとおろしも味わえる「そば三彩(1,400円)」です。
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玄そばには、海老と山菜の天ぷらが添えられていました。お品書きには海老天のみ書かれていましたが、山菜が加わったのは季節的にたまたまだったのしょうか?つゆをかけてぶっかけで食べます。
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また、天ぷらが乗せられたそばは玄そばですが、正直、とろろやおろしに使われているそばとの違いがわかりませんでした。^^;

同じ挽きぐるみで打たれているので、見た目も似たような感じです。こちらのお店の蕎麦は細めで、柔らかさと、コシというより粘りを感じるそばでした。女性の店主?のかたがそばを打っているためでしょうが、女性的なそばと言っても良いかと思います。

ただ少し残念だったのは、そば自体が若干固まっていてつゆでほぐして食べないとくっついてきたことです。一人で切り盛りされているためにあらかじめ段取りされているのかもしれません。

でも、そば自体は美味しいそばでしたし、つゆも濃いめでしっかりとダシが聞いているタイプでよかったです。
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こちらのおろしそばには、紫大根の辛味大根が使われています。
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とろろそばの上に乗せられていたわかめは鳴門産。シャキッとした食感がありました。

ボリューム的にも、3皿食べると満腹になって十分です。
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最後に出されたそば湯は濃いめのもので、とろみがある私の好きなタイプ。時間帯から考えてそば粉を加えているのも知れません。
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こちらは、一緒に行った人が2人とも同じものを頼んだ「鴨南蛮」です。こちらも美味しかったと言っていました。

何となく、そば屋さんって、こんな場所でひっそりとやられているお店が好きです。素材にもこだわっていて、そば自体も美味しかったですしおすすめのお店です。ご馳走様でした。

手打 そば処 うえ原
富山県富山市婦中町分田142-5
TEL 076-465-1330
11:30~14:30
夜は予約のみ(5名以上)
木曜休
 


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