昔、ブログで書いたことがありますが、私自身としてはつけ麺をそんなに食べる方ではありません。

理由を簡単に言うと、スープがすぐ冷めるからです。

もっとも、「スープが冷めても美味しいのが本物のつけ麺だ」と、今は亡き「つけ麺」生みの親である山岸一雄氏の言葉もあります。

しかしながら、やはり寒い季節のつけ麺は避けていたのですが、こちらのお店でその危惧は木っ端みじんに打ち砕かれました。
おんのじ (3)

行ったのは、仙台では初のつけ麺専門店だという「つけ麺 おんのじ」です。

何故か、お店は仙台と熊本にあります。張り紙を見ると小麦粉も熊本産「阿蘇のいずみ」を使用していますね。確認できませんでしたが、店舗内に自家製麺場を設けているようです

平日のランチに食べに行きましたが、11:40に着くとすでに満席。しかし、自販機で食券を買っている間にテーブル席が空いて運よくすぐに座ることが出来ました。

その後もお客さんがどんどん来て、雪が降る寒い中、外で順番待ちの列が出来るほど。人気のお店なのですね!?
おんのじ

メニューはこんな感じで種類は豊富です。つけ麺だけではなく普通のラーメンもあったり、味も味噌やゴマなど少しアレンジしたものも揃っていました。

この日に働いていた店員さんは、一人男性の方がいらっいましたが、他の4名は女性の短員さんばかり。全員がテキパキと仕事をこなしていました。

私が頼んだのは「野菜つけ麺(並盛890円)」。お店のウリとしては「一日分の野菜が1杯で摂れる、食べるスープの野菜つけ麺です」ということ。スープの味は魚介豚骨味。豚骨・鶏ガラ・野菜・魚介などを大量に使った濃厚なスープで、野菜と魚介の旨みを強く感じて、かつ、臭みもありません。
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麺の並盛り320gは中盛り450gまで無料でアップすることが出来ます。麺は熊本産とオーストラリア産のブレンド。弾力(コシ)があって麺自体滑らかな食感で美味しい麺でした。

合わせてネギも増量可能です。

無料ということで、貧乏根性丸出しで中盛りとネギも普通の2倍の量が盛られている「追いネギ」でお願いしましたが、これが失敗でした。

何せ「つけ汁」のボリュームが半端じゃないのです。^^;
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大盛りの野菜で、見た目、これだけで野菜ラーメン一杯分のようなボリューム感があります。

麺は一緒に行った人に少し食べてもらって、なんとか完食することが出来ました。
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つけ汁自体は濃厚なタイプのスープですが、つけ汁に麺を入れるには、まず、山盛りの野菜を半分ほど片付けないと入れることが出来ません。
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中の方にはもやしがたっぷり入っています。
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ちなみに、「あつしる」という設定があってダシ汁に浸した麺になるのですが、これだと中盛りでも最後まで冷めない状態で、かつ、つけ汁の味も薄くならずに美味しく頂くことが出来るのです。つけ麺はこれまで冷めてしまうと敬遠していたのですが、この設定があればokかもしれません。
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一緒に行った人が頼んだのはこちらの「熟成 味噌野菜らー麺(850円)」。

3種の味噌をブレンドした濃厚味噌豚骨らーめん。麺は自家製のちぢれ麺で、こちらも野菜がどっさり乗ってます。チャーシューは塩チャーシュー。麺大盛まで無料です。

こちらも美味しかったそうです。

900円以下でボリュームたっぷりで、最後まで熱々のつけ麺を食べることが出来るお店。寒い日にも大丈夫ですね。ご馳走様でした。

つけ麺 おんのじ 榴岡店
宮城県仙台市宮城野区榴岡4-13-1
 サンアドバンスビル1F
TEL 022-299-5340
11:00~26:00
無休



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