南加賀で私が一押しの鮨店をあげろといわれたら、真っ先に挙げるのが山代温泉の「亀寿司」です。
亀寿司

加賀の橋立港を中心に、地元の港で水揚げされて旬の新鮮な素材を、ご主人の目利きでチョイス。それを丁寧な仕事で仕込み、そして我々の目の前で軽快な手さばきで握ってくれます。
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ミシュランガイド富山・石川(金沢)2016特別版でもビブグルマンに選ばれていて、石川県のみながら遠方からもわざわざ食べに来られる方も多く、夜は予約が取りにくいお店としても知られています。
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今のご主人が修業から帰ってこられたのが25年前。その後、13年前だったかな?にお店を今の形に改装されています。ちなみに設計は私の友人の戸井建一郎氏。いまでは金沢でも指折りの建築家です。
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この日、東京からの客人を連れて紅葉の名所めぐりをしている合間にランチにお連れしました。

実はこの予定は前日に急きょ決まったのです。そこでランチをどこで食べるか!?

真っ先に思い浮かんだのが「亀寿司」です。しかしながら「亀寿司」は、お昼は予約が入った時だけ営業するので、もう無理かな?と思いながら、少し前に紹介した「割烹・料理旅館 司」でカニを満喫しているときに電話してみたところ、こころよくokしていただきめでたく来ることが出来たわけです。

12時にお店に入ると、カウンター席は我々3名だけでした。そのため、ご主人とも色々お話をしながら楽しいランチになりました。

いつも通り、握りをおまかせでお願いします。
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まず出されたのは赤いかです。とても甘みのある赤いかでした。東京の客人もびっくりしていました。
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ガスエビです。ガスエビは足がはやいので東京ではめったに食べることが出来ません。その甘さにびっくりされていました。
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こちらは「ほうぼう」という魚です。カナガシラの近種ですが、少しピンク色がかった白身の上品な味でしたが、プリッとした歯ごたえもあって美味しかったです。
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寒ブリです。凄く脂が乗っている部位でしたが上品な脂身は天然ならでは。美味しかったです。
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梅貝も、東京では珍しいでしょうね?
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アジです。しょうが醤油が付けられていて、そのまま食べます。
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カワハギもそのままです。濃厚な肝の味が最高です。
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マグロは赤身ですが、上品な脂もあって中トロのよう?
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香箱がにです。昨晩のかに尽くしのことを思い出しました。やはり内子が美味しいです。
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白エビも、ねっとりとした食感に甘さが口に中に広がる美味しさです。
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ウニも臭みがまったくなく美味しいです。
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以上が、おまかせで、追加で甘エビを頼みました。

この内容で、東京からご一緒した、グルメな客人ご夫婦も大絶賛されていました。

いや~、いつ来ても納得の美味しさで、どんな客人をお連れしても満足していただける安心感があります。ご馳走様でした。

亀寿司
石川県加賀市山代温泉17-8-2
TEL 0761-76-0556
17:00~22:00(L.O.)
11:30~14:00(ランチは前日までの要予約)
月曜休


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