山中漆器の塗師であり、篠笛の名手でもある「ぬしや」の八木繁さん。

漆工房ぬしや」という工房で、山中漆器での塗り工程では長年の経験を生かした作品作りでご活躍されています。

また、息子さんは「金継ぎ」という、割れたり欠けたりした陶磁器を漆で接着し、金で装飾をほどこす日本古来の修復方法でも売出し中です。テレビ朝日系列の10月8日放送の「朝だ!生です旅サラダ」という番組でも紹介されていました。

八木家では毎年、そばの会を催しておられ、私も毎年ご招待されていますが、ここ最近は予定が合わずに出席できていないのです。^^;
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あと、我々夫婦の結婚披露宴でも、趣味が高じて生徒さんをとるまでになった篠笛を披露してくれました。20年ほどのお付きあいになりますが、本当にいつもお世話になりっぱなしの八木さんなのです。

その八木さんの娘さんが、今年9月に実家のお隣で新しくパン屋さんをオープンさせました。その名も「山羊パン」!

山羊=八木?^^; なるほど……。

大阪でも修業されていたことがあって、私が大阪に住んでいるときにも、そのお店で買い求めたことがあります。
山羊パン

今回、地元に戻ってきて新しくオープンさせたお店は、自宅のとなりの車庫だったところを改装しています。
山羊パン (15)

お兄さんが内装をやったようですね。

場所は通り沿いではないので目立たないのですが、すでにうわさがうわさを呼び、知る人ぞ知るお店になっているようです。

さて、私がお邪魔したのは、とある土曜の13時半過ぎ。この時点ですでに、だいぶパンの種類・数が少なくなっていました。^^;
山羊パン (5)

それに、目の前にいるお客さんが、残っているパンをどんどん買っていかれるので、我々が買う分がなくなるのではないかと心配でヒヤヒヤして待ちました。
山羊パン (23)

ほとんどお一人でパンを作っているため、なかなか追いつかないようです。結果、夕方にはほとんどなくなっているようです。
山羊パン (4)

お店で売られているパンは、ハード系のパンが多く、物によっては量り売りのパンもありました。1g単位です。
山羊パン (16)

買い求めたのは、こちらはクルミ入りバケットの「リュスティックノア(400円)」です。

軽い感じで焼きあげられています。くるみがいい仕事しています!
山羊パン (20)

こちらは、「パンコンプレフリュイ」で1g2.5円と量り売り。パンコンプレにアプリコット、レーズン、イチジク、プルーンを錬りこみ、3枚にスライスしてもらってこれで445円でした。つまり178gあったということです。果実類がたっぷり入っています。
山羊パン (21)

ちょっと変わった形のこちらは、その名もズバリ「いちじく(300円)」パンです。

石臼挽全粒粉の生地に、オーガニックのドライイチジクをルイボスティーで炊き上げて練りこんであります。形もいいですね。

次の日でも美味しく食べれるしっとり感を大切にしていて、「翌日一番美味しいパン」を目指しているようです。ほんとうにふわっとしていて、もっちりしているパンでした。

ただ、中はいいんですが、さすがにうちの母には外側は硬かったようです。^^;
山羊パン (17)

あと、山羊パンのおやつとして、こちらの十勝ブランのスコーンの「いちじく(150円)」を2個プラスで買い求めました。

もうすでに人気店として認知されてきていますが、買いに行かれる方は早目の時間をおすすめします。

近々、カフェも併設するようです。楽しみですね。ご馳走様でした。

山羊パン
石川県加賀市山中温泉長谷田町リ-313
0761-78-0252
火~金10:00~18:00
土日祝10:00~16:00
パンが売切れ次第、閉店
月曜・第1・3日曜休


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