東京は、うどんの美味しいお店が少ないような気がしていました。
もっとも、東京のうどん店を念入りに調査しているわけではないので、知らないところで美味しいうどん店があるのかもしれませんが……?
さて、神保町界隈には「うどん 丸香」という超有名さぬきうどんのお店があって、ここは11時のオープン時からランチ時は常に行列が出来ているほどの人気店なのです。
今日紹介します、同じ讃岐うどんのお店「讃岐うどん 直白」は、その「うどん 丸香」から直線距離にして50mほどしか離れていません。お茶ノ水小学校のそばです。
ちなみに「直白」と書いて「ひたしろ」と読ませています。
「讃岐うどん 直白」のほうが「うどん 丸香」の後から出来たようで、こんな名店の近くで勝負するなんて、ある意味凄いことです。
「うどん 丸香」については、2014年7月にブログに書いていますが、「直白」はその翌月の8月にオープンしています。
お店に入って自販機で食券を買って席に座ります。
うどんの種類や天ぷらなど色々ありました。
私は、久しぶりに「しょうゆ」ぶっかけを頼んでみることにしました。
こちらのお店、作り置きをしていないということで、注文してから出されるまで少し時間がかかります。もちろん、天ぷらもその都度揚げてくれます。
さて、「しょうゆ」は香川では茹であげた麺にしょうゆをかけたものが美味しかったですが、こちらのは冷たいうどんです。
しょうゆは別に出してくれた、こちらのをかけます。
490円と香川のうどん店に比べて高めの設定です。今年小麦粉の単価が上がったため100円値上げしたようで、その代わりに大盛りも追加料金なしになっています。もっとも我々年配は大盛りは食べきれない感じがしたので普通でお願いしましたが、これで正解でした。十分満腹になりました。
例えがいいかどうかわかりませんが、「剛麺」という感じの麺で、うどん自体がコシというより固いという表現の方が適切な麺でした。
麺自体も太いので、のど越しで食べるといったうどんではなく、よく噛んで食べたほうがいいでしょうね?ただ、そのおかげで、小麦そのものの味を感じることが出来ます。
この辺は「うどん 丸香」との差別化を意識したものになっているのかもしれません。
あと、「しょうゆ」のほう、個人的には大根おろしと酢橘、レモンなどもあったほうがうれしかったですね。うどん本来の旨みを感じてもらいたいとお店側が思って付けていないのかもしれませんが。
他の人は、こちらの「かけ」うどんや、
「ぶっかけ」うどんを頼んでいました。
天ぷらは、直白天、野菜天、ちく天を頼んでシェア。
直白天には、鷄天2個、手羽先、下足、ナス。これで350円はお得です。鶏天は山梨の「甲州健味鶏」を使用しているようです。
野菜天はオクラ、シイタケ、ピーマンの3個で210円。
ちくわ天は大きなサイズで100円でした。エビのすり身を使っています。珍しいですね。
私が住んでいたところ(福岡・大阪・小松)は、どちらかといえば柔らかいうどんが主流で、このような「剛麺」は少し苦手なタイプかもしれません。でも、これは好みの問題で、そのようなうどんがお好みの方にはいいお店だと思います。
超強力ライバル「うどん 丸香」がすぐ近くにあることをバネに頑張っていただきたいですね。ご馳走様でした。
讃岐うどん 直白(ひたしろ)
東京都千代田区猿楽町1-5-3
リッツお茶の水ビル1F
リッツお茶の水ビル1F
TEL 03-3219-4722
月~土
11:00~16:00(L.O)
月・火・木・金
18:00~21:30(L.O)
※麺切れ次第終了