あさぴーのおいしい独り言

石川を中心に西日本のグルメネタを気ままに書きます。(ご注意)あくまでも主観で書いていますので何かありましても責任は負いかねます。参考にされる場合はご留意を。また内容は訪問当時に知り得た情報(ネット含む)をもとに書いています。なお、コメントは承認後にアップしており、不適切な内容はアップをしませんので、あしからずご了承願います。

金沢郊外も、環状線道路が整備され、その環状線周辺のエリアの開発が進んできました。

そして住宅街が出来ると、自ずとその周辺に色々なお店が出来てきます。

金沢市直江町にも、カーナビにもまだ登録されていないような街が出来ていて、ポツリポツリと家やお店が建ってきていました。
ビストロ レガーレ (2)

今日紹介します「ビストロ レガーレ(Bistro Legare)」も、100満ボルトやコメダ珈琲の直江店の近くに昨年できたお店です。

このあたりは私もこれまでは行ったことすらないエリアです。カーナビに住所を入力するも該当する地名が出てこなかったため、お店のHPでマップを見て、近くの著名施設(今回の場合は100満ボルト金沢直江店)をカーナビで入力して向かいました。

そして近くまで行って、今度はコメダ珈琲を探し、目的のこちらのお店を見つけました。

そんな場所にあるお店なのですが、実は人気のお店で、広い店内で、ランチ時は多くのお客さんで賑わっているようです。

そのワケは、気取らなくて気軽に入れる、明るくて開放的なカジュアルビストロ。そして、「森のたまごと豆乳」を使ったふわふわオムライスが人気なのだそうです。

人気店なので事前(2日前)に予約の電話で入れます。ランチは11:30~12:00の間だけ予約を受け付けていました。そこで11:45に予約を入れてありましたがこれが正解でした。

当日、予約時間少し前にお店に到着すると、広めの店内は8割方席は埋まっていたのです。
ビストロ レガーレ1

夏休みに入っていたために、子供連れのご家族が多かったせいで、店内は少し騒がしい感じでした。
ビストロ レガーレ (3)

お店の前の黒板でまずメニューを見ます。この日のランチメニューはこんな感じでした。これ以外にもお店のメニューには何種かのランチメニューが掲載されています。

他の人の過去のブログなどを見ると、黒板メニューに書かれているのは定番系のメニュー構成のようです。

パスタやカレー、オムライス、ピッツァなど。ビストロとなっていますが、お昼のメニューを見る限りはイタリアン寄りの洋食屋さんといった感じです。

そんな中から私は、お店一番のウリのメニューであるオムライスを頼むことにします。

それが「半熟卵のオムライス 能登牛と能登豚のハンバーグ添え 自家製デミグラスソース(1,200円税別)」です。

これは、素材に「森のたまごと豆乳」を使った、お店自慢のふわふわオムライスで、看板メニューであり人気メニュー筆頭なのです。

周りの人も半分以上は、オムライスを含んだセットをオーダーしている感じでした。
ビストロ レガーレ (7)

まずはサラダが出されます。ボリュームがあって、ゴーヤなどの夏野菜を使っていてよかったです。
ビストロ レガーレ (9)

そのあと、多くのお客さんが居らっしゃるのでそこそこ待たされましたが、メインの半熟卵のオムライスが運ばれてきました。
ビストロ レガーレ (10)

見た目で、たいめいけんのオムライスを思い出しましたが、こちらのお店のは、いわゆる、ふわっ・とろ~というような感じではなく、あくまでふわふわなオムレツを乗せたオムライスといった感じでした。

ライスの部分は単にトマトケチャップで炒めたわけではなく、かけられているソースの、ハンバーグにもあうトマトの酸味を利かせたデミグラスソースで炒めたれているのでしょうか?とても美味しいオムライスでしたよ。

オムレツ部分は豆乳を使っているのでヘルシーでもありました。

また、能登牛と能登豚のハンバーグも良かったです。食感もしっかりとしていて能登牛と能登豚の両方の旨みが凝縮している感じで、付け合せの野菜もたっぷりで女性向けのオムライスだったと思います。

妻のほうは、「シェフ特製トマトカレー(980円税別)」です。どうもその日は口の中がカレーモードだったそうです。
ビストロ レガーレ (11)

ライスにもあらかじめ少し味付けがされていて、その上に野菜と半熟卵が乗せられています。

カレーはココットに入れられ別に出されます。
ビストロ レガーレ (12)

中は、カレーの上にとろけるチーズがたっぷりかけられた上で焼かれています。門司港の焼カレーのような見た目でした。もちろん熱々。
ビストロ レガーレ (13)

それをライスの上にかけて食べるのですが、私も一口食べたところ、トマトの酸味が効いた美味しいカレーでした。

ランチメニューには、デザートと飲み物は付いていません(パスタとピザのランチにはドリンクは付いてきます)。ランチを頼んだ場合は、飲み物のみは200円の追加。飲み物+デザートの場合は400円の追加が発生します(税別)。
ビストロ レガーレ (14)

で、こちらは本日のデザート「フルーツロールケーキとマンゴーのアイス」です。
ビストロ レガーレ (16)

飲み物は私はエスプレッソを頼みましたが、このエスプレッソは少しエスプレッソというには薄かったですね。深煎りのコーヒーのようでした。
ビストロ レガーレ (17)

妻はアイスラテを頼んでいました。

飲み物とデザートまで頼むと、そこそこいいお値段になってしまいますが、気取らずに行けて、ヘルシーで飽きのこない味付けの料理は家族全員が楽しめる安心洋食だと感じました。

人気な理由がわかったような気がします。ご馳走様でした。

ビストロ レガーレ(Bistro Legare)
石川県金沢市直江町18街区4-1
TEL 076-238-7701
11:30~14:30(L.O.14:00)
18:00~21:30(L.O.21:00)
火曜休,月曜ディナーはお休み


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北陸には江戸から明治にかけて北前船で栄えた港町がいくつもあります。

富山県の岩瀬や伏木、私の住む石川県では、金石(かないわ)や橋立、そして福井県では、河野や今日紹介する三国などです。

物流の主流が汽船や鉄道に変わるにしたがって、港町も衰退していきましたが、いまでもその面影を残す街並みが多く残っていて、観光地として再生しているところもあります。
 
今日紹介する福井県の三国は、北前船や九頭竜川の河口に位置している地理的利点から、昔から海上交通の要所でした。

えちぜん鉄道の三国駅からもほど近いそんな港町である三国湊町は、北前船の寄港地として繁栄をし、陸と海の交通の要所として賑わっていました。

残念ながら日本の主要な港以外は衰退していますが、三国湊町には、いまも当時の面影が残る街並みと歴史的建造物が数多く残っています。
三国港

こちらは旧森田銀行本店。三国湊で北前船の廻船業であった森田家によって設立された銀行で、1920年(大正9年)に完成した、福井県内に現存する最古の鉄筋コンクリート造りの建物です。
三国港 (5)

内部は無料で公開されていて、女性のかたが説明までしてくれます。
三国港 (10)

この時代の建築物は、残っているものは贅を尽くした造りになっているものが多いですね。
三国港 (3)

町内には春に開催される曳山のお祭り「三国祭」で使う山車(やま)を格納する倉庫がいたるところにありました。

三国湊町家館は、三国湊の散策拠点となっている三国の物知りガイドがおもてなしをしてくれます。
三国港 (9)

隣には旧岸名家。
三国港 (7)
三国港 (8)

3月にオープンした三國湊の海運と文学がテーマのミニ資料館「マチノクラ」など、観光施設も色々ありました。

観光自体は、まぁ、2時間ほどあれば主要なところは見てまわれるほどですね。

さて、グルメブログとして最後はグルメネタの紹介です。
カルナ

紹介するのは人気のジェラート店「カルナ」です。

お盆の最後の日でしたが、暑かったこともあって、こちらのお店の前には人だかりがありました。

自家製のミルクと卵、小麦粉を使用して、女性達の全国組織「田舎のヒロインわくわくネットワーク」のメンバーがつくる野菜や果物などのジェラートを楽しむことが出来ます。
 
ジェラートの種類もたくさんあって、選ぶのに苦労しますよ!

おすすめは、ベーシックな「ミルク」と「三國の海の塩」。
カルナ (3)

こちらの「三國の海の塩」は、雄島から海水を汲んで塩を作っているそうです。

これはシングルサイズで350円。おまけも一種類付けてくれました。おまけはブルーベリーです。
カルナ (4)

私は、地元三国町の嵩(たけ)の林さんのトマトで作られたジェラートにしてみました。トマトのアイスがどんなものか興味がありました。

一口食べると、トマトのほんのりとした酸味とジェラートの甘みが一緒に来るような感覚でした。おまけはミルクです。

ミルクはおけら牧場のジャージー牛のビリーブ&チップスター牛乳で作られています。

ただ、個人的には「三國の海の塩」が、甘味と塩気が絶妙なハーモニーを奏でていて好きな味でした。ご馳走様でした。

カルナ(CARNA)
TEL 0776-81-3225
福井県坂井市三国町南本町3-4-34
11:00~18:00
水曜休(夏季無休)


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能登美は、能登七尾漁港より朝捕れ空輸の味覚を味わえる海鮮居酒屋です。
能登美

ここは、5月末には新橋の方にも3号店を出したようで、儲かっているようですね。

前に本店にお邪魔した時に店長からお聞きしましたが、店長の出身地が七尾ということで、能登七尾漁港より朝捕れの魚介類を空輸しているようですよ。

新鮮な日本海の幸を楽しめるとあって、このあたりでは人気のお店となっています。そして予約も直前だと取れないといったことが多いと聞きます。

今回は3名で別館のほうにお邪魔してきました。

19時ごろ入りましたが、この日は雨の影響か、我々が帰るまでは半分ぐらいの入りでした。予約のときは本店のほうが予約で満席のため別館にまわされたのですが、別館は意外と空いていましたね。

今回、私がお店に約束の時間の少し前に到着すると、早目に到着していた2人がすでに食べるものをオーダーして、チーズの自家製たまり醤油漬で、すでに飲み始めていました。^^;

私も早々、生ビールを頼みます。
能登美 (6)

そしてすぐに目の前に現れたのは「鯖の糠漬け(480円)」です。のっけから日本酒のつまみです。^^; はっきり言って辛いです。このまま鯖の糠漬けだけを食べると、塩辛くて、自ずと酒が欲しくなります。酒飲みはこれさえあれば大丈夫でしょうね?
能登美 (4)

そして、能登七尾漁港より朝捕れ空輸の新鮮な刺身の盛り合わせの「おまかせ刺身五点盛り(1,980円)」。

さざえ、かわはぎの肝和え、石鯛、コチ、ガンドですね。身が締まっていて東京ではなかなか食べることが出来ないかもしれません。

とくにコチとガンドは美味しかったです。食感もです。
能登美 (11)

お次は、刺身でも食べることが出来るほどという新鮮な岩だこを使った「岩たこしゃぶしゃぶ」も頼んでいました。
能登美 (7)

出汁の入った鍋に、野菜を入れ旨みと甘みを加ます。これで2人前です。野菜もたっぷり岩だこも十分な量があります。
能登美 (10)

そして煮立ったら岩だこを入れます。
能登美 (9)

岩だこは新鮮なものでしたが、吸盤に寄生虫が付いているかもしれないので、よく火を通してくださいとのこと。う~ん、これでは「しゃぶしゃぶ」と呼ばないのではないでしょう?それにたこの生の食感が失われます。一考の余地がありそうです。でも、たこも野菜もダシがいいので美味しかったです。
能登美 (13)

これは、私が唯一オーダーした「天然ガンドのなめろう(680円)」です。

ガンドだと、アジのような感じではなく、それに、細かく刻み過ぎで、「なめろう」というより「ネギトロ」のような感じでしたね。
能登美 (14)

私以外のお二人は、最後の締めに「いくら丼」を頼んで仲良くシェアしてもらっていました。
能登美 (5)

そして、日本酒は天狗舞と菊姫を頼んでいました。もちろん、私も一口は飲みましたが、その後はハイボールに切り替えました。

ちなみに石川県の地酒は、メジャーな蔵元の酒を中心に揃えていました。もちろん、他の地域の酒の種類もたくさんの品揃えがありました。

東京に居ても、石川産の食材や酒を楽しむことが出来る「能登美」。うれしいですね~!ご馳走様でした。

能登美 別館
東京都文京区本郷1-4-1
 全水道会館 1F
TEL 03-5805-1808
火~土15:00~27:00
日・月15:00~23:30
無休(12月31日~1月5日のみ休み)


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