あさぴーのおいしい独り言

石川を中心に西日本のグルメネタを気ままに書きます。大阪・福岡のお店も豊富です。 (ご注意)あくまでも主観による内容ですので、参考にされる場合はその点ご留意を。 なお、コメントは承認後にアップしており、トラックバックは受付しておりませんので、あしからずご了承願います。

土曜日に家に帰ると、書籍小包が届いていました。

見ると、輪島の漆芸家、小森邦衛氏からでした。
小森邦衛

小森邦衛氏は、髹漆(キュウシツ)の重要無形文化財保持者、つまり人間国宝に認定されています。

作品は「籃胎」「曲輪」「はりぬき」という技法でつくられた素地の上に漆を塗り重ねて作られいますが、詳しくはこちらをご覧ください

小森邦衛氏とは2度ほどしかお会いしたことはありません。一度、実際の作品を手に詳しく制作工程をご説明頂いたことがあります。

それ以来、年賀状をいまでも頂いていて、いつも恐縮するばかりです。

俳句にはまったくといっていいほど疎い私ですが、「句集 漆榾」は、読んでいてほっとすると言いますか、能登の優しさと厳しさ、小森邦衛氏のひととなりが伝わってきました。ありがとうございます。
小森邦衛 (4)

書籍と一緒に、10月29日に金沢東山の高木糀商店で開催される個展のご案内が同封されていました。

ぜひ、一度皆さんもご覧ください。作品を見たら驚きますよ。

高木糀商店
石川県金沢市東山1-9-3
TEL 076-252-7461
9:00~19:00
無休

「小森邦衞の世界」
月祀る塗師俎板を拭き清め
漆とともに半世紀、小森さんの静謐で優美な作品を御高覧頂ければ幸いです。 
2016年10月29(土)?11月3日(木)
10:00?19:00(最終日は17時まで)
期間中作家在廊予定

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個人的には、それほどフランス料理のお店に行くことはありません。年に数回と言ったところでしょうか?

今日はそんなフランス料理のお店の紹介です。
カラト (4)

大阪帰りの、小松停車のサンダーバード最終列車までの時間、駅周辺で夕飯を食べようとグランフロント大阪8Fの「リュミエール大阪KARATO(カラト)」に予約を入れてありました。
カラト (5)

心斎橋に「ミシュランガイド関西」で7年連続星を獲得している「フレンチレストランリュミエール」というお店がありますが、そこの姉妹店です。
カラト (9)

どちらかというと、こちらのほうはカジュアルなお店で、ディナーでも3,800円からという手ごろな値段でフランス料理を楽しむことが出来ます。

お店のウリは「現代風野菜フレンチレストラン」。野菜をたっぷり使ったヘルシーなフランス料理を楽しむことが出来るのです。

我々はこの日、記念日近くだったので、お店のスペシャルコースで7,800円(税込)という一番高いコースを頼みました。一番高いと言っても7,800円というお値段は良心的ですね。
カラト (11)

これでフルコースでグラスシャンパンまで付いてきます。
カラト (12)

まず最初にはアミューズがわり?のマンゴー?だったかな?聞いたけど忘れました。^^;

そのあとは前菜で、テーマは「海」。
カラト (13)

「北海道函館産ホッキ貝と雲丹 青々しい辛味大根の甘みとクリアな貝のジュレ」という、魚介と野菜の旨みと甘みを感じさせてくれる、最初の一品としてシャンパンを飲みながら楽しめる前菜でした。
カラト (18)

お次は季節の一皿でテーマは「大地の恵み」。
カラト (19)

「香ばしく焼き上げたフォアグラとインカのめざめニョッキ コリンキーのピューレに濃厚な落花生のエスプーマ」という長い名前ですが、濃厚なフォアグラとコリンキーというピューレに、黄色いカボチャの落花生までエスプーマで泡状にしたものを合わせて食べるという、濃厚トリプルな手のこんだ逸品でした。
カラト (23)

メインの魚料理は「甲殻類と鮮魚の旨味」と名付けられていて、ご覧のようにフィルムに包まれて出されます。
カラト (26)

北海道函館産地直送の「活〆鮮魚」の低速調理と凝縮した甲殻類の旨みや旬野菜を熱々にして食べさせてくれました。残念ながら魚の名前は忘れました。^^;

先ほどのエスプーマもそうですが、こちらの料理法、見せ方など見ていると、今は閉店したスペインの3つ星「エルブジ」の料理を彷彿とさせてくれます。もっとも「エルブジ」には行ったことありませんが……。^^;
カラト (31)

肉料理は、今回のコースの場合通常は子羊のローストが出されるのですが、我々は+1,000円(税込)で牛フィレに変更しました。
カラト (32)

「閉じこめた旨味」ということで、旬野菜と肉のエッセンスがお皿に散りばめられています。ソースも色々添えられていて、美味しく頂くことが出来ました。
カラト (38)

デザートのテーマは「南国の恵み」。マンゴーのかき氷とオレンジのジュレ。南国フルーツをパッションのムースで和えています。
カラト (16)

パンは2種類でお代わりもきます。
カラト (17)

フランス料理だとバターが付くのが普通ですが、こちらのお店ではトマトのソースが添えられていました。変わっていますね。
カラト (40)

食後の飲み物は、妻はエスプレッソと、
カラト (39)

私はハーブティーを頼みました。
カラト (29)

お酒は、シャンパンの後、白と赤をハーフずつ出していただきました。両方とも2,700円でしたが、フルボトルで頼まなくてもいいので良心的なサービスだと思います。
カラト (41)

カジュアルなお店なので気軽に行けるお店でしたし、料理の内容、コスパ、そして夜景を見ながら楽しめることも相まって、とてもいいお店だったと思います。ご馳走様でした。

リュミエール大阪KARATO(カラト)
大阪府大阪市北区大深町4-20
 グランフロント大阪 南館 8F
TEL 050-5570-5155(予約専用)
06-6485-7515(問合せ専用)
11:00~23:00
休みはグランフロント大阪南館に準じずる


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先日も書きましたが、14日から16日まで行われた「小松特別公演」では、能楽 舞囃子「安宅」、海老蔵さんの妹の市川ぼたんさんの舞踊「賤の苧環」、そして歌舞伎十八番の内「勧進帳」という、源義経ゆかりの演目3題が演じられました。
勧進帳 (11)

最終日の16日は、「安宅」「勧進帳」の舞台となった安宅の関跡の特設会場が舞台となっています。

歌舞伎の勧進帳は小松でも過去に何度か開演されたことがありますが、安宅の関跡で演じられるのは今回が初めてです。
勧進帳 (14)

安宅の関跡での勧進帳の舞台は、海老蔵さんの御父様故12代市川團十郎が、30年前から実現したいと思いながら実現できなかったようでもあります、
勧進帳 (16)

決まった時から当日の天気が心配でしたが、日頃の行いでしょうか?お昼過ぎからは曇り空で、日本海に沈みゆく夕日を見ながらの観劇とはなりませんでしたが、最後まで雨に見舞われることはありませんでした。

何と!海老蔵さんが東京に戻られるため飛行機に乗り込んでから雨が降り出すという、小松安宅の関跡で史上初めて上演される歌舞伎「勧進帳」に天も味方してくれたようです。
 
開演は16時から。日中は乾燥していましたが、夕方からは湿度も上がり凛とした空気が漂う中、まず能の「安宅」が始めります。

この時間帯は、まだ薄暗い感じだったので、背景の松の木や海岸線なども見えていました。本当は能も夜に演じられ、かつ薪能だったら、これぞ幽玄の世界となって余計感動したかもしれません。

続いて海老蔵さんの妹、市川ぼたんさんの舞踊「賤の苧環」です。こちらも源義経にちなんだ演目で、静御前の秘話が優美な踊りで表現されました。

そして最後は、初代市川團十郎が元禄15年(1702年)に星合十二段として原型を作ったとされる歌舞伎「勧進帳」。7代目團十郎が能の様式を取り入れ、天保11年(1840年)にいまの物語で初演され、さらには明治時代に9代目市川團十郎により現在演じられているものに近い形で完成されています。

歌舞伎「勧進帳」は、1702年に最初に演じられて以来、物語の場所である小松の安宅の関では一度も上演されたことがなく、先ほども書いた通り、故12代市川團十郎でも叶えることが出来なかった夢の舞台だったのです。

最初、どんな舞台設営になっているの興味津々でしたが、これがまた素晴らしかった!

今からおよそ830年前、義経と弁慶が安宅の関を通ったとき、実際のところはわかりませんが、当時の様子が目に浮かぶような舞台となっていました。
勧進帳 (21)

歌舞伎において能や狂言の曲目を原作とし、それらに近い様式で上演する所作事のことを「松羽目物」と呼びますが、能舞台の後部にある大きく松の画かれた羽目板(背景絵の描かれた板)のことを「松羽目」といい、勧進帳では大きな松と松林が背景の絵として描かれています。

しかし、安宅の関跡の特設舞台では、そんな松羽目は必要なく、すべて実際の風景が背景となっているのです。とくに右側に一本そびえる松の木が良かった!存在感ありました。(笑い)

そんな舞台で演じられる市川海老蔵と中村獅童の勧進帳。興奮しないわけがありません。

弁慶が勧進帳を読み上げるところや、弁慶と富樫の山伏問答。実際は創作のお話だと思いますが、本当にこの安宅の関で830年前に行われた事実だったかのように錯覚さえ覚えるほどでした。

クライマックスの弁慶の延年の舞も、舞台で観るより勇壮な舞に見え、最後の飛び六法で退場する時も、後ろのほうの席だったけども大きな弁慶の存在を感じられました。

場内の観客も感動と興奮を隠しきれずに、終了後も拍手が鳴りやまず、海老蔵さんと獅童さんもカーテンコールに応える形で再度舞台上に現れ大きな拍手を受けていました。

会場には、海老蔵さんのお母様もお見えになられていました。そうそう!海老蔵さんのブログでも書かれていましたが、写真家の篠山紀信さんの姿も見かけました。

私の友人知人の皆さんにもお会いしました。
勧進帳 (18)

小松市のイメージキャラクターのカブッキーまで会場にいましたね。(笑い)

多くの方が待ち望んだ、今回の成田屋、市川海老蔵が弁慶を演じる勧進帳の公演。大成功に終わったのではないでしょうか!?

また、近い将来、同じ安宅の舞台は難しいかもしれませんが、ぜひ歌舞伎のまち小松の地で演じていただけますことを心から願っております。

最後に、後先逆になりますが、13日にとり行われたお練りについても写真をアップしておきます。

私は仕事で見に行けませんでしたが、妻が出かけてきて写した写真です。
お練り (9)

普段の平日は小松駅前も閑散としていますが、この日は主催者発表で1万人の大勢の方々が、海老蔵さんと獅童さんを見に来ていました。凄かったそうです。^^;
獅童 (2)

獅童さんが終了後に会場を出るとき写したようです。

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